スプレッドシートのFACT関数とは
FACT関数は、指定された数値の階乗を計算して返すGoogleスプレッドシートの数学関数です。階乗とは、その数値以下の全ての正の整数を掛け合わせた値のことで、数学記号では「!」で表現されます。
この関数は統計学や確率論の計算において頻繁に使用され、順列や組み合わせの計算にも必要不可欠な機能です。FACT関数を活用することで、複雑な数学的計算を自動化し、データ分析の効率を大幅に向上させることができます。
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FACT関数の基本的な使用方法
FACT関数の構文は非常にシンプルで、FACT(値)
という形で記述します。引数には階乗を計算したい数値を直接入力するか、数値が入力されているセル参照を指定できます。
=FACT(5)
=FACT(A2)
=FACT(B3*2)
関数に小数点を含む数値が指定された場合、小数部分は自動的に切り捨てられてから計算が実行されます。例えばFACT(4.8)
と入力した場合、4の階乗である24が返される仕組みになっています。
FACT関数の実際の計算結果例
具体的な計算例として、FACT(3)
を実行すると3×2×1=6という結果が返されます。同様にFACT(5)
では5×4×3×2×1=120が計算され、セルに表示されるのです。
=FACT(0) // 結果: 1
=FACT(1) // 結果: 1
=FACT(4) // 結果: 24
=FACT(7) // 結果: 5040
0の階乗は数学的定義により1となり、負の数に対してはエラーが返されます。大きな数値を指定した場合は非常に大きな値が計算されるため、実際の業務では適切な範囲内での使用を心がける必要があります。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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