HCLTechは2026年4月1日、エージェント型インテリジェンスと生成AIを統合した「AI Force 2.0」の提供開始を発表しました。
HCLTechがAI Force 2.0を発表
「AI Force 2.0」は、特定のモデルに依存しないモジュール型プラットフォームとして開発されました。AIエージェントがデータ分析やコンテキストに基づく意思決定を行い、エンジニアリングや運用、アプリケーションを単一基盤上で統合する構成です。
また、同プラットフォームは、大規模な自律型アクションの実行を想定した設計だと説明しました。強固なガバナンスやセキュリティを維持しながら、測定可能なROI確保を支援する点も特徴です。主な機能は次の通りです。
- プロンプトやエージェント、ワークフロー、導入可能なユースケースなどの事前構築済みアセット
- 利用企業のニーズに応じた柔軟な構築やカスタマイズへの対応
- 信頼性や監査可能性、公平性を評価するResponsible AI評価機能
さらに、同プラットフォームにResponsible AI評価機能を組み込むことで、HCLTechのエンタープライズガバナンスフレームワークを強化したと説明しています。同社はソフトウェアやデータ、運用のライフサイクルを根本から再構想できる環境の構築を目指しました。
HCLTechのCTO兼エコシステムズ部門責任者であるVijay Guntur氏は、「AI Force 2.0」について見解を示しました。同氏は、企業変革に向けたAI活用の大きな飛躍になるとの認識を表明しました。
あわせて、高度な自動化や迅速なモダナイゼーションを支援する構想について説明しました。
AI Force 2.0の提供概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発表主体 | HCLTech |
| 発表日 | 2026年4月1日 |
| 対象サービス | AI Force 2.0 |
| 主な機能 | エージェント型インテリジェンスと生成AIの統合 |
| 主な特長 | 事前構築済みアセット 柔軟な構築とカスタマイズ対応 Responsible AI評価機能 |
| 想定活用領域 | ソフトウェア データエンジニアリング IT運用 業務プロセス全般 |
| 期待される効果 | 高度な自動化 迅速なモダナイゼーション 迅速な意思決定の支援 |
trends編集部の一言
AIエージェントの活用が広がる中で、ガバナンスや監査可能性まで含めて設計した点は注目したい動きだと感じます。特に、Responsible AI評価機能を組み込んだ構成は、企業利用を前提としたAI基盤の方向性を示す事例ではないでしょうか。
プロンプトやワークフローを事前構築済みアセットとして提供する考え方は、導入時の運用整理を進める際の検討材料になりそうです。複数部門でAI活用を進める企業にとっても、展開手順の標準化を考えるうえで参考になる可能性があります。
単一基盤上でソフトウェアや運用を統合する設計からは、全社的なAI活用を見据えた姿勢がうかがえます。エンタープライズAI市場では、統合管理とガバナンスを重視する流れが今後さらに強まるかもしれません。
References
- ^ PR TIMES. 「HCLTech、エンタープライズ向けのエージェント型AIを提供する「AI Force 2.0」を発表 | 株式会社エイチシーエル・ジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000094683.html, (参照 26-05-09).
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