クラスメソッド株式会社は2026年4月22日、サポート切れシステムのバージョンアップから運用保守までを、AIで一気通貫支援する新サービス「AI駆動レガシーマイグレーション」の提供を開始しました。
AI駆動レガシーマイグレーションが解決するシステム老朽化の課題
システム基盤の老朽化は、セキュリティパッチの提供終了による脆弱性の放置や、対応エンジニアの減少に伴う保守費の高騰など、複数のリスクを企業にもたらしています。属人化の進行によって、システムに触れられる人材が不在になるケースや、移行時の知見が運用に伝わらず品質が劣化する問題も指摘されており、新機能開発や事業拡大の足かせとなっています。
上記のリスクを認識しつつも、移行の複雑さやコスト、体制面の不安から着手できない情報システム部門は少なくありません。今回のサービスでは、移行手順書の自動生成やテストコードの新規作成、ソフトウェア部品の一括更新といった従来手作業だった工程をAIが担います。エンジニアがシステム固有の判断箇所に集中できる体制を構築しています。
AI駆動レガシーマイグレーションの主な特長
本サービスは、AIの活用による移行作業の早期化・効率化に加え、同一チームがアセスメントから運用保守までを一貫して担当する体制を特長としています。クラスメソッドが受託した移行案件の約9割は、ベンダー切り替えが動機であり、移行時に蓄積した知見を運用品質に直結させる仕組みを備えています。
- 移行手順書のAI自動生成
- テストコードの新規作成
- ソフトウェア部品の一括更新
- 24時間365日のAI監視・異常検知
- 同一チームによる引き継ぎコスト解消
大手飲食チェーン(数千店舗規模)の会員管理・CRMシステムでは、本サービスの前身アプローチを適用した実績があります。AIアセスメントで、5つのサブシステムにまたがる移行対象を短期間で可視化し、バージョンアップ完了後は同一チームによる24時間365日の運用保守体制へシームレスに移行しています。
AI駆動レガシーマイグレーションのサービス構成
| フェーズ | 名称 | 内容 |
|---|---|---|
| Phase 1 | AIアセスメント | 規模・リスク・概算工数の可視化 |
| Phase 2 | AI駆動バージョンアップ | 手順書自動生成・定型作業の自動処理 |
| Phase 3 | AI 24/365運用保守 | 常時監視・セキュリティパッチ適用 |
trends編集部の一言
サポート切れのシステムを刷新したいが手が付けられない、という声は周囲でもよく耳にしており、移行プロジェクトの立ち上げ自体がハードルになっている現場は多い印象です。AIアセスメントで対象システムの規模やリスクを短期間で可視化し、稟議資料としても使えるレポートが出る点は、社内承認を回す担当者にとって実務的な後押しになりそうです。
移行を担当したチームが、そのまま運用保守に入る一気通貫の体制は、ベンダー切り替え時に発生しがちな引き継ぎロスを減らす設計として理にかなっています。情報システム部門で、老朽化対応の優先順位付けに悩んでいる方には、まずアセスメントフェーズだけでも試して自社の現状を把握する使い方が現実的な第一歩になるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「クラスメソッド、老朽化したシステムのバージョンアップから運用保守までをAIで一気通貫支援する「AI駆動レガシーマイグレーション」を提供開始 | クラスメソッド株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000448.000014901.html, (参照 26-04-22).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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