
【Python】辞書(dictionary)でキー(key)の存在を確認する方法
公開: 更新:Pythonの辞書(dictionary)でキー(key)の存在を確認する方法
【サンプルコード】
my_dict = {'apple': 5, 'banana': 3, 'orange': 2}
key_to_check = 'apple'
if key_to_check in my_dict:
print("キーが存在します。")
else:
print("キーが存在しません。")
【実行結果】
キーが存在します。
上記のPythonのコードの1行目でmy_dict
という変数を作成し、3つのキー(key)と値が含まれた辞書(dictionary)を定義しています。辞書はキーと値のペアでデータを格納するPythonのデータ構造で、{'apple': 5, 'banana': 3, 'orange': 2}
の形式で表されます。ここでは、'apple', 'banana', 'orange'という3つの文字列がキーとして使用されており、それぞれに5, 3, 2という整数が値として割り当てられています。
2行目では存在を確認したいキーをkey_to_check
という変数に割り当てており、この例では'apple'を確認しています。
3行目のif key_to_check in my_dict
は、key_to_check
変数の値(この場合は'apple')がmy_dict
辞書の中に存在するかどうかをチェックしています。この文は条件式であり、もし条件が真(True)の場合(キーが存在する場合)はifブロック内のコードが実行されます。
4行目のprint
関数は条件が真の場合に「キーが存在します。」と出力します。一方、5行目のelse文はifの条件が偽(False)の場合(キーが存在しない場合)に実行されるブロックです。
6行目のprint
関数は条件が偽の場合に「キーが存在しません。」と出力します。上記のサンプルコードでは、'apple'はmy_dict
に存在するため、「キーが存在します。」と出力されます。
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辞書(dictionary)のgetメソッドを使ったキー(key)の存在確認方法
【サンプルコード】
my_dict = {'apple': 5, 'banana': 3, 'orange': 2}
key_to_check = 'grape'
value = my_dict.get(key_to_check, 'キーが存在しません。')
print(value)
【実行結果】
キーが存在しません。
1行目では、辞書my_dict
を再度定義しています。2行目のkey_to_check
変数には、今回確認するキー'grape'を割り当てています。
3行目のmy_dict.get(key_to_check, 'キーが存在しません。')
は、my_dict
辞書からkey_to_check
の値('grape')を取得しようとします。
getメソッドは、キーが辞書に存在すればその値を返し、存在しなければ第二引数(ここでは'キーが存在しません。')を返します。この方法はキーが存在しない場合にエラーを発生させずに済みます。
4行目のprint
関数は、value
変数の値を出力します。この例では'grape'は存在しないため、「キーが存在しません。」が出力されます。
例外処理を使用して辞書(dictionary)のキー(key)の存在を確認する
【サンプルコード】
my_dict = {'apple': 5, 'banana': 3, 'orange': 2}
key_to_check = 'orange'
try:
value = my_dict[key_to_check]
print("キーが存在します。値は", value, "です。")
except KeyError:
print("キーが存在しません。")
【実行結果】
キーが存在します。値は 2 です。
1行目と2行目では、辞書my_dict
と検証したいキー(key)key_to_check
を定義しています。3行目からはtryブロックを使用しており、ここでmy_dict[key_to_check]
を用いてキーの存在と値を確認しています。
もしキーが存在すれば、その値がvalue
に割り当てられ、4行目でキーの存在とその値が出力されます。一方、キーが存在しない場合はKeyError例外が発生し、exceptブロックが実行されます。
7行目のprint
関数で、KeyErrorが発生した場合に「キーが存在しません。」と出力します。上記のサンプルコードでは、'orange'はmy_dict
に存在するため、「キーが存在します。値は 2 です。」と出力されます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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