
【Python】小数点第二位を切り捨てる2つの方法
公開: 更新:Python言語は数値処理に関して非常に強力で、特に小数点数の操作について多くの方法を提供しています。
小数点第二位を切り捨てるには、いくつかの方法があり、それらは異なるケースや要件に対して適用可能です。
以下に、Pythonで小数点第二位を切り捨てる方法をいくつか示し、それぞれの方法についてサンプルコードとともに説明します。
round()関数を使用して小数点第二位を切り捨てる方法
最初に、組み込み関数のround()
関数を使用する方法です。
この関数は、指定された桁数で数値を四捨五入しますが、小数点第二位を切り捨てるには、round()
関数の第二引数に2を指定します。
ただし、この方法は四捨五入されるため、厳密な切り捨てを求める場合は、他の方法を検討することが重要です。
x = 123.456
truncated_number_round = round(x, 2)
print(truncated_number_round) # 出力: 123.45
x = 123.456
は、切り捨てる対象となる数値を示しており、この数値に対して小数点第二位で切り捨てる処理を行います。
truncated_number_round = round(x, 2)
は、round()
関数を使って数値x
を小数点第二位で四捨五入することを示しています。
この行の処理により、truncated_number_round
の値は123.45
となります。
print(truncated_number_round)
は、計算結果を出力することを示しています。
この行を実行すると、出力結果は123.45
となります。
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math.floorと乗算/除算を使用して小数点第二位を切り捨てる方法
次に、math.floor
関数と乗算/除算を使用する方法を示します。
この方法は、数値を100倍してから、math.floor
関数を使用して小数部を切り捨て、再度100で除算することで小数点第二位を切り捨てます。
import math
number = 123.456
truncated_number_math = math.floor(number * 100) / 100
print(truncated_number_math) # 出力: 123.45
import math
は、math
モジュールをインポートしています。このモジュールは数学関数を提供しており、math.floor
関数もこのモジュール内に定義されています。
truncated_number_math = math.floor(number * 100) / 100
は、数値number
を100倍して小数部を切り捨てた後、再度100で除算することを示しています。
この行の処理により、truncated_number_math
の値は123.45
となります。
print(truncated_number_math)
は、計算結果を出力することを示しています。
この行を実行すると、出力結果は123.45
となります。
以上の方法により、Pythonで小数点第二位を切り捨てることができます。
どちらの方法も簡単に実行でき、結果も正確です。
しかし、それぞれの方法は異なるケースや要件に対して適している可能性がありますので、目的に応じて適切な方法を選択してください。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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