Aiツール「Eresor」とは
Eraser AIは自然言語プロンプトを使用して図解やフローチャートを生成できるAIツールです。本ツールを使うことでクラウドアーキテクチャ図やデータベース図など、さまざまな技術図解を即座に作成できます。
たとえば社内の人材構成やECショップの購入フローなど、テキストだと理解しずらい内容を図式化する手段として役立ちます。
Eresorは無料プランも提供しているので、最大5ファイルまでであれば費用をかけずに利用可能。チームでの共同編集機能も備えているため、円滑なコミュニケーションと情報共有が実現できます。
Eresorの料金プラン
Eresorの料金プランは下記の通りです。
プロ版
- 料金: 月額12ドル。年払いの場合は月あたり10ドル
- 無料版に含まれるすべての機能
- 無制限のチームファイル
- 無制限のAIクレジット
- セキュリティ管理
- 消しゴムAPIアクセス
- PDFエクスポート
- プライベートファイル
無料ファイルは作成できるファイル数やAIのクレジット数に制限こそあるものの、チームメンバー無制限やコメントなど役立つ機能を備えているのが特徴。Eraserの使用感を確認するのに十分な機能を備えています。
Eraserの使い方
はじめにEraserの公式ページへアクセスします。
EraserのURL:https://www.eraser.io/
Eraserより
トップページの中心にある「Sign up for free」をクリックしてください。
Eraserより
SNSを使ったアカウント作成画面が表示されます。GoogleアカウントかMicrosoftアカウント、メールアドレスのいずれかで作成可能です。
Eraserより
Eraserのチーム名を設定する画面です。任意の名前を入力して「Continue」をクリックします。
Eraserより
共有メンバーの追加画面です。メールアドレスを指定したメンバーへフローチャートを共有できます。
Eraserより
上記の設定で画面の色を設定できます。特にこだわりがなければデフォルトの「Auto」で問題ありません。
Eraserより
Eraserの使用例に関する画面です。未定の場合はSkipでもOKです。
Eraserより
ほかに使っているツールの選択画面です。表示内容に使っているツールがあればそちらを選択して「Get Started」ボタンをクリックしてください。
Eraserより
すると上記画面が表示されます。上記の赤矢印が指している「Create a New File」をクリックしましょう。
Eraserより
はじめは上記のように作業画面の説明欄が表示されます。この説明を確認することでEraserの使い方をより理解することが可能です。
Eraserより
説明欄を閉じると上記画面が表示されます。右画面の中心にある「AI Diagram」をクリックしてください。
Eraserより
すると画面右にフローチャートの内容を記載する入力欄が表示されます。今回は下記のプロンプトを入力しました。
オンラインショッピングの注文プロセスです。下記の内容をフローチャートにして下さい。
### オンラインショッピングの注文プロセス
1. ユーザーはオンラインショッピングサイトにアクセスする。
2. ユーザーは商品を検索する。
- 2.1 商品が見つかった場合:次へ進む。
- 2.2 商品が見つからない場合:検索条件を変更して再度検索する。
3. ユーザーは商品を選択してカートに追加する。
4. カートの内容を確認する。
- 4.1 問題がある場合:カートの内容を修正する。
- 4.2 問題がない場合:次へ進む。
5. ユーザーは配送情報を入力する。
6. ユーザーは支払い情報を入力する。
7. ユーザーは注文内容を確認する。
- 7.1 問題がある場合:修正する。
- 7.2 問題がない場合:注文を確定する。
8. ユーザーは注文完了の通知を受け取る。
フローチャートをプロンプトで作るイメージが沸かない人は参考にしてみて下さい。実行結果は下記の通りです。
Eraserより
すると上記のようにプロンプトの内容に沿ったフローチャートが作成されます。
情報を整理したり頭の中をアウトプットしたりするのに役立ちそうですね。
Eraserより
作成したフローチャートは画面右上にある「Share」ボタンを押してほかの人へ共有することも可能です。
プロンプトを用いてフローチャートを編集する
Eraserより
作成したフローチャートをクリックすると、画面下部に「Open Editor」と表示されるのでこちらをクリックしてください。
するとフローチャートを作成した際のプロンプト入力欄が表示されます。こちらに修正内容を記載することで、既存のフローチャートを編集できます。
「もっとデザイン性の高い図解を作って下さい。」と入力した結果が下記の通りです。
Eraserより
モノクロだったフローチャートに色が追記されました。このようにプロンプトを重ねて理想のフローチャートを生成できるのが魅力です。
フローチャートを編集する方法
Eraserより
作業画面の左にあるアイコンを用いて自身でフローチャートを作ったり、作成したフローチャートを編集したりできます。
上記画像ではプロンプトで作ったフローチャートに新しい内容を追記しています。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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