スプレッドシートのT.INV.2T関数とは
T.INV.2T関数は両側t分布のTDIST関数の逆関数を計算する統計関数です。この関数は確率値と自由度の2つのパラメータを使用して、スチューデントのt分布における特定の確率に対応するt値を算出する機能を提供します。
T.INV.2T関数はTINV関数と同義語として位置づけられており、両側t分布の逆関数計算に特化した統計分析ツールです。確率の引数は0より大きく1未満の値である必要があり、自由度は1以上の整数値を指定する必要があります。
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T.INV.2T関数の基本的な構文と引数
T.INV.2T関数の基本構文は「T.INV.2T(probability, degrees_freedom)」の形式で記述されます。第1引数の確率値は両側t分布に関連する確率を表し、第2引数の自由度は統計的な自由度の数を指定します。
=T.INV.2T(0.35, 1)
=T.INV.2T(A1, A2)
確率引数は0より大きく1未満の数値でなければならず、自由度引数は1以上の値が必要です。自由度に非整数値が提供された場合、計算時に自動的に整数に切り捨てられて処理されます。
実際の計算例とセル参照の活用方法
T.INV.2T(0.35, 1)のような直接的な数値指定により、確率0.35と自由度1におけるt値を算出できます。また、セル参照を使用してT.INV.2T(A1, A2)のように動的な計算も可能です。
=T.INV.2T(0.05, 10)
=T.INV.2T(B2, C2)
両方の引数は数値型である必要があり、参照先のセルも数値を含んでいる必要があります。セル参照を使用することで、複数のデータセットに対して効率的にt値の逆算を実行できます。
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