Vanna AIが2024年1月9日、オープンソースPython RAGフレームワークの最新バージョン「Vanna 0.0.31」をリリースした。[1]
Vannaはデータを基にRAGモデルをトレーニングし、これによってデータベース上で自動的にSQLクエリを生成する機能を持つ。
新しいバージョンでは、マルチモーダルなベクトル検索を可能にする「Marqo」がベクトルストレージオプションとして加わり、ユーザビリティの向上が図られている。
RAGモデルの使用に際して内部的な仕組みを深く理解する必要はなく、モデルのトレーニングとメタデータの保存、質問への応答という基本的な流れがキーとなる。
VannaはJupyter NotebookやStreamlit、Flask、Slackなど、様々なユーザーインターフェイスと組み合わせての使用が可能。
また、Vannaは独自のLLMやベクトルデータベースを使用することが可能で、OpenAIやChromaDBなどにも対応している。
このツールは複雑なデータセットに対しても高い精度でのSQL生成を可能にし、安全かつプライベートな環境でのデータ操作を実現してくれるので、利用者からの評判も良い傾向にある。
References
- ^ Vanna.AI. 「Vanna.AI - Personalized AI SQL Agent」. https://vanna.ai/, (参照 24-01-20).
- ^ GitHub. 「GitHub - vanna-ai/vanna: 🤖 Chat with your SQL database 📊. Accurate Text-to-SQL Generation via LLMs using RAG 🔄.」. https://github.com/vanna-ai/vanna, (参照 24-01-20).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
- 3Dモデルを生成できるGPT「Tripo3D」を使ってみた。
- 【Python】タプルの基本操作!値の取り出しやスライス、ループの利用法を解説
- プロンプトを共有できる便利サイト「プロンプト研究所」の使い方を徹底解説
- 【SNSで話題】AIでアバターを生成できる「HeyGen」の使い方と料金形態をくわしく解説
- 社内DXは重要?実施が難しい理由やその必要性を解説。社内DXに重要なポイントも紹介。