monday.comがAIエンタープライズサービス管理プラットフォームmonday serviceを正式リリース
monday.com Ltd.は2025年5月28日、AIを活用したエンタープライズサービスマネジメント(ESM)プラットフォームであるmonday serviceをベータ版から正式リリースし、すべての顧客にご利用いただけることを発表した。monday serviceは組織全体のサービス業務を革新し、IT、ビジネス、サービスチームのオペレーションを統合してワークフローを効率化する機能を備えている。
monday serviceはすべてのリクエスト、インシデント、プロジェクト、ビジネスデータを一元管理し、円滑なコラボレーションを促進してリソースを増やすことなく業務効率を高める仕組みとなっている。外部の顧客やベンダーとの連携機能も搭載し、部門間のワークフローをスムーズに接続することで迅速な問題解決を実現するのだ。
monday.comの4つ目の製品であるmonday serviceは既に多くの顧客に支持され、年間契約価値(ACV)で最も高い製品へと進化している状況だ。2024年1月の提供開始以降、世界中の企業において21万5千件以上のチケット解決を支援し、実質的な成果をもたらしてきた実績がある。
monday serviceの主な機能一覧

PR TIMESより
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| AIを活用したチケット解決 | 過去のチケット履歴からナレッジベースを構築し即時対応を実現 |
| チケットの自動分類とスマートな振り分け | 種別、緊急度、感情、担当部門を自動でタグ付けし適切な担当者に振り分け |
| サービスの進捗と問題点を予測 | 高度なダッシュボード機能でパフォーマンスを把握し課題の早期発見を支援 |
| 連携強化によるスムーズな業務運営 | チケット管理、プロジェクト、組織データ、チーム、業務プロセスを一元化 |
| リソースを節約 | ノーコードで直感的に使用でき高額な導入費や開発工数が不要 |
| カスタマイズ自在のカスタマーポータル | エンドユーザーがセルフサービスでチケット申請から対応状況確認まで一箇所で実行 |
trends編集部の一言
monday serviceのAI機能を活用したチケット解決システムは、従来の手動プロセスや分断されたシステムが抱える課題を根本的に解決する優れたソリューションといえる。特に複数部門にまたがる業務プロセスの管理に課題を感じている企業にとって、リクエストからプロジェクト管理まで一元化できる機能は組織全体の生産性向上に大きく貢献するはずだ。
21万5千件以上のチケット解決実績という具体的な数値は、monday serviceの実用性と信頼性を示す重要な指標になっている。年間契約価値で最も高い製品に成長している事実は、企業が実際にROIを実感できるレベルの価値を提供していることを証明しており、今後のエンタープライズサービス管理市場における競争力強化につながるだろう。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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