日立ソリューションズがユニバーサルAIプラットフォーム「Dataiku」を提供開始
株式会社日立ソリューションズは、Dataiku Inc.と販売代理店契約を締結し、ユニバーサルAIプラットフォーム「Dataiku」を2025年5月28日から提供開始すると発表した。経営者や営業、事業部門などのビジネスユーザーからデータ分析専門家まで、幅広いユーザー層に対応したデータ分析とAI活用を促進するプラットフォームとなっている。
Dataikuは、データソースとの接続からデータ加工などの前準備、AIモデルやAIエージェントの開発、運用管理、AIガバナンスまでのプロセスをひとつのプラットフォームで実現するソリューションだ。AIのアルゴリズムやプログラミングの知識がないビジネスユーザーでも、ノーコードでのデータ分析やAI活用を可能にし、登録された学習データに最適なAIアルゴリズムを事前に用意された分析手法の中から活用できる仕組みを備えている。
日立ソリューションズは、導入時のトレーニングや円滑なデータ連携に加え、AIの業務適用も支援し、運用の定着化を促進するサービスを提供していく予定だ。具体的には分析コンサルティング、PoCによるビジネス効果検証、分析基盤構築およびAI開発支援、運用定着化支援の4つのサービスを通じて、企業のデータ活用とAIの民主化を加速させるとしている。
Dataikuの主要特長

PR TIMESより
特長 | 詳細 | 効果 |
---|---|---|
ユーザーインターフェイス | ノーコード・ローコード対応でビジネスユーザーから専門家まで利用可能 | 迅速かつ容易なアナリティクス設計とAIモデル開発を実現 |
コラボレーション機能 | コメント共有やディスカッション、情報共有機能を搭載 | 部門横断の知見蓄積と効率的な分析業務推進 |
データ連携 | クラウドストレージやデータウェアハウスなど多様なデータソースに対応 | 格納場所や形式に関わらず効率的なデータ統合を実現 |
AIモデル開発 | 最適なAIアルゴリズムを事前用意された分析手法から自動選択 | AIモデルの開発、運用、改善を効率化し競争優位性を強化 |
trends編集部の一言
日立ソリューションズによるDataikuの提供開始は、企業のAI民主化において重要な意味を持つ取り組みといえるだろう。特に従来のデータ分析が専門家に依存していた課題を解決し、ビジネスユーザーでも直感的にAIを活用できるノーコード環境の実現は、企業の競争力強化に大きく貢献するはずだ。
同社が提供する包括的なサポートサービスは、単なるツール導入にとどまらず運用定着まで見据えた伴走支援を可能にしている。データ分析基盤構築などの豊富な実績を持つ日立ソリューションズの知見が、企業のデータドリブン経営への転換を加速させることになるだろう。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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