ジンベイ株式会社は、生成AI型AI-OCR「GenOCR」において、スマートフォンで撮影した帳票をその場で読み取り・データ化できる新機能を追加しました。
GenOCRのスマートフォン撮影対応機能の詳細
これまでの帳票データ化は、紙を持ち帰りオフィスのPCでスキャンして取り込む流れが一般的でした。外出先や現場で受け取った書類はオフィスに戻るまで処理できず、データ化までにタイムラグが生じていました。
新機能では、スマートフォンのカメラで帳票を撮影するだけで、GenOCRがその場で読み取り・データ化を行います。撮影した画像はGenOCRの高精度な読み取りエンジンで処理され、非定型帳票や手書き文字にも対応しています。PCで取り込んだ場合と変わらない結果を、場所を選ばずに得られました。
主な活用シーンは次の4つです。
- 営業・フィールドセールス:訪問先で受け取った見積書や発注書をその場でデータ化
- 建設・製造などの現場業務:作業報告書や検査記録をスマホからその場で取り込み
- 店舗・小売:納品書や請求書をバックヤードに戻らず即データ化
- 出張・リモートワーク:手元の書類をスマホから処理し場所に縛られない働き方を支援
いずれのシーンでも、複合機やスキャナーを介さず手元のスマートフォンだけで運用できる点が特徴です。専用アプリ不要でブラウザから利用できるため、現場担当者もすぐに利用を開始できます。
ジンベイ GenOCRの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | ジンベイ株式会社 |
| 代表取締役 | 上田英介氏 |
| 所在地 | 〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸一丁目5番10号 JPR横浜ビル 8階 |
| 設立 | 2024年5月24日 |
| サービス名 | GenOCR |
| カテゴリ | 生成AI型AI-OCR |
| 読み取り精度 | 99%(*)以上 |
| 最低価格 | 月額2.5万円(無償トライアルあり・クラウド版のみ) |
| 利用方法 | 専用アプリ不要・スマートフォンのブラウザから利用可能 |
| 事業内容 | AI・システム開発、コンサルティング、および関連するサービス |
trends編集部の一言
「紙を持ち帰ってからスキャン」というプロセスが現場のボトルネックになっているという課題は、帳票業務に限らず、広く共感されるものです。マーケティング業界の文脈に置き換えると、外出先での資料やり取りをその場で処理できない「持ち帰り待ち」は業種横断で生じているテーマであり、「その場で完結する」設計への転換は業界全体の作業プロセスの変化を象徴する動きと読み取れます。
専用アプリ不要でブラウザから利用できる点は、現場への導入ハードルを下げる観点で見逃せません。業界全体としては、OCRツールの導入が進む一方で「現場担当者が実際に使い続けられるか」という定着の課題が残ります。読み取り精度99%(*)以上という数値と合わせて、同種サービスとの差別化要素として注目される取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「生成AI型AI-OCR「GenOCR」、スマートフォンからの読み取りに対応 | ジンベイ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000143568.html, (参照 26-06-13).
