b.mode株式会社は2026年5月7日、Webサイト制作の初期工程を効率化するAIツール『QAWire(キューエーワイヤー)』を公開しました。
QAWireが解決するWeb制作初期工程の課題
Webサイトの新規作成やリニューアルを検討する際、「どのような構成にすればいいか分からずワイヤーフレームを作れない」「制作会社に相談する前におおよその費用感を把握したいが手段がない」といった課題に直面するケースは広く見られました。プロの制作会社に依頼する場合でも、初期の具体的なイメージが出来上がるまでに多くの時間を要していました。
『QAWire(キューエーワイヤー)』は、画面に表示されるステップ形式の質問に答えるだけで、TOPページのワイヤーフレームHTMLと概算見積り金額をその場で生成します。担当者がプロからヒアリングを受ける手間をかけることなく、具体的な検討をスムーズに進められる点が特徴です。
QAWireの主な機能
『QAWire(キューエーワイヤー)』が備える主な機能は、以下の通りです。
- テキスト入力不要の選択式「AIステップヒアリング」
- PC View・Mobile View のマルチデバイス対応リアルタイムプレビュー
- 自然言語による「AI追加修正」と最大3回までの修正入力
- Undo/Redo機能による試行錯誤のサポート
- 概算見積り・要件定義書の自動出力
「AIステップヒアリング」では、サイトの目的やターゲット、希望する機能などを選択肢からクリックして選ぶだけで、Google Gemini AI がワイヤーフレームのHTMLコードを自動生成します。生成された画面設計図は「PC View」「Mobile View」の2つのタブでシームレスに切り替えて確認でき、レスポンシブデザインの挙動をその場で視覚的に把握できました。
AI追加修正機能では、「もっとファーストビューをダイナミックにして」「フッターにお問い合わせフォームを追加して」といった要望を自然な日本語で最大3回まで入力できます。ヒアリング結果をもとに算出された概算費用と要件定義書は、社内稟議や商談の基礎資料としてそのまま活用できるものです。完成したワイヤーフレームや要件はボタン一つでb.mode株式会社へ送信・相談でき、開発フェーズへのスムーズな移行を支援します。
QAWireの技術概要とサービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | 『QAWire(キューエーワイヤー)』 |
| 公開日 | 2026年5月7日 |
| 利用料金 | 無料(2026年5月現在) |
| 対応デバイス | PC推奨 |
| フロントエンド技術 | React、TypeScript、Tailwind CSS |
| バックエンド | Google Cloud Run |
| AIエンジン | Google Gemini AI(gemini-3.5-flash / gemini-3.1-flash-lite) |
| 公式URL | https://yokusuru.works/qawire/ |
| 開発・運営 | b.mode株式会社 |
| 会社所在地 | 〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2丁目1-33 第二日本オフィスビル9F |
| 代表者 | 代表取締役 三浦哲志氏 |
| 設立 | 2006年5月 |
trends編集部の一言
「ヒアリングにかかる時間」と「構成作りのハードル」という2つの課題を、選択式のステップ入力だけで解消しようとするアプローチは、Web制作に限らず、広く応用が利く発想です。Web制作やマーケティング業界全体としては、ランディングページをはじめとした初期構成の社内合意や手戻りの多さは普遍的な課題として語られてきており、ワイヤーフレームと概算見積りが同時に出力される設計は、その入口における判断コストを下げる取り組みとして業界の動向とも合致します。
2026年5月現在、すべての機能が完全無料で提供されている点も注目に値する内容です。同種サービスの中でも、初期構想段階の可視化需要を意識した設計として、Web制作支援領域における要件定義自動化の流れを象徴する動きと言えます。
References
- ^ PR TIMES. 「質問に答えるだけでワイヤーフレームと概算見積りを自動生成!Webサイト制作の初期検討を効率化するAIツール『QAWire』を完全無料公開! | b.mode株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000183673.html, (参照 26-06-05).
