VARIETASがAI面接官をA.T. カーニーに導入、ケース面接をデジタル化し世界中の優秀な人材へリーチ
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株式会社VARIETASは、同社が開発・提供する「AI面接官」が、経営戦略コンサルティングファームであるA.T. カーニー株式会社の採用プロセスに導入されることを発表しました。
AI面接官導入の背景とA.T. カーニーの採用課題
1926年にシカゴで創立されたA.T. カーニーは、世界41の国と地域に拠点を持つグローバルファームです。これまで「ケース面接」を通じて、候補者の知的好奇心や仮説構築力を厳格に評価してきました。
候補者のバックグラウンドが多様化する中、従来の対面・オンラインによる対人面接だけでは、時間・距離の制約により、優秀な人材との接点が制限されるという課題がありました。今回の「AI面接官」導入は、既存の選考枠を超えた母集団からのリーダー発掘を可能にするものです。本導入は「人間による面接の代替」ではなく、より質の高い対話と出会いを最大化するための「選考体験のアップデート」と位置づけられています。
AI面接官によるAIケース面接の仕組みと特徴
今回活用される「AIケース面接」は、AI面接官とのリアルタイムな対話を通じて進行します。候補者は、実際のビジネスシーンを模したケース課題に取り組み、AIが「なぜそう考えるのか」といったプロフェッショナルな問いかけを行うことで、思考の構造化を促しました。
主なプロセスは、以下の通りです。
- 実際のビジネスシーンを模したケース課題の提示
- 候補者の回答に対するAIの深掘り対話
- 発話内容から論理構成力などを多角的に解析
候補者は、自身の思考の質を存分に発揮できる環境が提供されます。解析結果は、選考の参考指標として活用される方針です。地理的・時間的制約を越えて、世界中の優秀な母集団へ広くリーチするための挑戦として位置づけられています。
AIケース面接導入に対するA.T. カーニー株式会社 滝 健太郎氏のコメント
A.T. カーニー株式会社シニアパートナーの滝 健太郎氏は、今回の導入について、次のように述べています。KEARNEYは「日本を変える、世界が変わる」というビジョンのもと、真に日本の変革を牽引できるプロフェッショナルを世界中から迎え入れることを目指しています。
滝 健太郎氏はさらに、「AIケース面接」の導入は単なる選考の効率化を目的としたものではないと説明しました。地理的・時間的な制約によってアプローチが難しかった世界中の優秀な母集団に対し、国境や時差を越えて広くリーチするための挑戦だとしています。今後は、VARIETASの先進的なプロダクトとA.T. カーニーのコンサルティングノウハウを組み合わせ、自らをAX(AIトランスフォーメーション)していくとともに、そこで得られた実践的なノウハウをクライアント企業へ提供していく方針です。
AI面接官および株式会社VARIETAS概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | AI面接官 |
| 提供会社 | 株式会社VARIETAS(バリエタス) |
| 導入先 | A.T. カーニー株式会社 |
| 導入目的 | ケース面接のデジタル化と選考体験のアップデート |
| サービスサイト | https://ai-interview.online |
| 会社HP | https://varietas.co.jp |
trends編集部の一言
「2050年までに2,000人のリーダーを輩出する」というビジョンのもとで採用プロセスにAIを組み込む動きは、採用の目標設定と選考設計が一体化しつつあることを示しています。業界全体としては、採用効率の向上だけではなく「選考体験の質」を競争優位として捉える流れが強まっており、今回の取り組みはその象徴的な事例です。
マーケティングの現場でも、ターゲット接点の拡大と体験品質の両立という課題は共通しています。「人間の代替ではなく選考体験のアップデート」という整理の仕方は、AI導入時の説明設計という観点でも興味深い整理です。グローバルファームがケース面接というコアプロセスにAIを導入した事例は、今後の採用市場における先端技術活用の方向性を示すものとして注目されます。
References
- ^ PR TIMES. 「A.T. カーニー株式会社、VARIETASの「AI面接官」を導入。戦略コンサルで問われる「ケース面接」をAI化 | 株式会社VARIETASのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000079152.html, (参照 26-05-27).










