【時間がない人向け】記事の3行要約
- GoogleがMeetの録画における解像度を720pから1080pに引き上げ
- 1080pの解像度は1080p対応カメラ搭載のすべてのコンピューターで利用可能に
- 1080pを利用するにはユーザーがオプトインし、一定の条件を満たす必要がある
Google Meetの録画と端末における高解像度動画のサポートを発表
2024年6月14日、GoogleはMeetの録画における動画の最大解像度を720pから1080pに引き上げると発表した。これにより、録画されたミーティングにおけるスピーカーの動画フィードの品質が大幅に向上する。[1]
Meetはすでにプレゼンテーションコンテンツの録画において1080pをサポートしていた。今回のアップデートにより、スピーカーの動画フィードとプレゼンテーションコンテンツの両方が1080pで録画されることになり、ミーティング録画の全体的な視聴品質が向上する。
また、1080p対応カメラを搭載したすべてのコンピューターにおいて、1080pの解像度での動画送信がサポートされることも発表された。ただし、1080pの利用はデフォルトではオフになっており、ユーザーが設定メニューからオプトインする必要がある。
1080p解像度の利用にはいくつかの条件が必要
1080pの解像度は、録画が有効になっている場合、または1人以上のユーザーが1080p対応ユーザーをピン留めしており、動画フィードをレンダリングするのに十分な大きさの画面を使用している場合にのみ送信される。これらの特定のシナリオでは、1080pの動画を送信するために追加の帯域幅が必要となる。
端末の帯域幅に制限がある場合、Meetは自動的に解像度を調整する。管理者は、組織のMeet録画をオンまたはオフにする方法について、ヘルプセンターで詳細を確認できる。
1080pの動画送信に関する管理者コントロールはない。これはデフォルトではオフになっており、ユーザーがオプトインする必要がある。ユーザーはヘルプセンターの記事を参照して、カメラの解像度を変更する方法を確認できる。
trends編集部「K」の一言
GoogleのMeet録画における1080pサポートは、リモートワークやオンライン学習の普及により高まるビデオ会議の需要に応えるものだ。画質の向上は、参加者のエンゲージメントを高め、コミュニケーションの質を向上させる上で重要な役割を果たすだろう。同時に、1080p対応端末でのリアルタイム配信のサポートにより、臨場感のあるコラボレーションが可能になる。
ただし、1080pの利用には一定の条件が設けられている点には注意が必要だ。録画が有効になっている場合や、特定のユーザーをピン留めしている場合にのみ1080pが送信されるため、すべてのミーティングで自動的に高解像度が適用されるわけではない。また、帯域幅に制限がある環境では解像度が自動調整されるため、ネットワーク状況に応じて最適な設定を選択することが求められる。
セキュリティとプライバシーの観点からは、1080pの利用がオプトインベースであることを評価したい。ユーザーが明示的に設定を有効化しない限り、高解像度の動画が送信されることはない。これにより、意図しないデータ通信を防ぎ、ユーザーのコントロールを尊重する姿勢が示されている。
GoogleのMeetにおける一連のアップデートは、ビデオ会議プラットフォームの進化と成熟を象徴するものと言えるだろう。高解像度のサポートは、ユーザーエクスペリエンスの向上と生産性の向上に寄与することが期待される一方で、ネットワーク環境やデバイスの制約にも配慮がなされている。今後は、さらなる品質改善と機能拡張により、Meetがリモートコラボレーションを支える中核的なツールとしての地位を確立していくことだろう。
References
- ^ Google Workspace Updates. 「 Google Workspace Updates: Google Meet now supports high definition video for meeting recording and devices 」. https://workspaceupdates.googleblog.com/2024/06/google-meet-full-hd-meeting-recordings-and-more-devices.html, (参照 24-06-20).
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