【時間がない人向け】記事の3行要約
- OneNoteのWindows版に新しいEyedropper(カラーピッカー機能)を追加
- 画像やインクノートから任意の色を選択し、カスタムペンセットの作成が可能に
- Microsoft 365 Insiderを対象に、Version 2403以降で利用可能
OneNoteのWindows版にカラーピッカー機能のEyedropperが登場
Microsoft 365 Insiderを対象に、2024年6月7日よりOneNoteのWindows版に新機能が追加された。Eyedropperと呼ばれるカラーピッカーツールにより、OneNote内の画像や図形、インクノートから任意の色を選択できるようになった。[1]
このツールを使えば、ノート内のあらゆる要素から色を抽出し、カスタムペンセットを作成することが可能だ。例えば、過去のノートで使用した青色の線を再現したい場合などに威力を発揮するだろう。
Eyedropperツールは、ペンアイコンのドロップダウンメニューから選択できる。ツールを起動した状態でキャンバス上をクリックすれば、そこに使われている色をサンプリングし、「最近使用した色」セクションに保存することができる。
OneNoteのEyedropperツールはバージョン2403以降のMicrosoft 365 Insiderユーザーが利用可能
Eyedropperツールの利用には、Microsoft 365 Insiderプログラムへの参加が必要だ。現在のところ、Version 2403(Build 17407.17509)以降のWindows 10またはそれ以降のOSを実行している場合に限り、この機能にアクセス可能となっている。
今のところ、Eyedropperは段階的なロールアウト中のため、すぐに使えるようにならない場合もあるとのことだ。Microsoftでは、Microsoft 365 Insiderからのフィードバックを受けて、さらなる改善を進めていく方針を示している。
OneNoteは、シンプルなインターフェースと強力な機能で人気のノートアプリだ。今回のアップデートにより、カラーカスタマイズ面での利便性が向上が期待できる。
trends編集部「K」の一言
OneNoteのEyedropperツールは、デジタルノートでのビジュアル表現の幅を広げてくれるだろう。インクの色を自在にカスタマイズできるようになったことで、ユーザーはより直感的な操作を実感できるはずだ。
OneNoteに限らず、多くのノートアプリがペンの色やスタイルのカスタマイズ機能を備えている。Eyedropperのような直感的なインターフェースは、他のノート系アプリでも今後採用が進むのではないだろうか。
いずれにせよ、デジタルステーショナリーの進化によって、アナログのノート術をしのぐ表現力と利便性が向上することが期待できる。紙とペンへのこだわりを持つ人も、OneNoteの新機能を試してみる価値は十分にあるだろう。
References
- ^ Microsoft 365 Insider. 「Pick any color with the new Eyedropper tool in OneNote」. https://insider.microsoft365.com/en-us/blog/pick-any-color-with-the-new-eyedropper-tool-in-onenote, (参照 24-06-13).
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