プログラミングをスクールで学ぶ際の挫折率
プログラミングスクール情報メディア「CloudInt」は、プログラミングスクールでの挫折率および挫折理由に関する調査結果を発表しました。[1]
CloudInt「【調査レポート】プログラミングスクールの挫折率はわずか3.5%」より
プログラミングスクールの挫折率については「挫折を乗り越えた」(71.9%)が最も多く、「挫折しなかった」(24.6%)、「挫折してしまった」(3.5%)という結果でした。
7割以上の人が挫折しそうになるも、スクールの力を借りることで挫折を乗り越えれています。
結果として96.5%の人が挫折せず、プログラミングスクールでの学習をやり切っているようです。
上記の調査結果ではプログラミングスクールのおかげもあり、最終的な挫折率は3.5%でしたが、独学だとどれくらいの挫折率になるのでしょうか。
独学中心のプログラミング学習による挫折率
init株式会社はプログラミング学習経験者300名を対象にインターネット調査を実施しました。[2]
PRTimesより
主なプログラミング学習については「書籍」(30%)が最も多く、「動画サイト」(26%)、「学校」(15%)と続きました。書籍や動画を用いた独学が半数以上を占めていることがわかります。
PRTimesより
プログラミング学習に辛いと感じたことがあるのかについては、「ある」(86%)、「ない」(14%)でした。
8割以上の人がプログラミング学習中辛いと感じたことがあり、挫折率の高さが伺えます。
PRTimesより
プログラミング学習で最も辛い瞬間については、「わからないことが多すぎる」(31%)が最も多く、「エラーの解決に時間がかかる」(25%)、「今の学習方法が正しいのか不安になる」(15%)と続きました。
独学する人が多い調査では、わからないところが解決できないことや今の学び方に不安を感じている人が多いようです。
PRTimesより
プログラミング学習を辛いと感じないために必要なことについては「不明点を気軽に聞ける環境」(43%)が最も多く、「プログラミング学習が楽しいと思える環境」(16%)、「自分に合ったカリキュラム内容」(10%)と続きました。
プログラミング学習において「わからない」状態が最も辛いため、その問題を解決できる環境が求められていることがわかります。
プログラミングスクールの利用が挫折率を下げる理由
プログラミングの挫折経験に関する調査結果では分かったことを下記にまとめました。
挫折理由
- わからないことが多すぎる
- エラーの解決に時間がかかる
- 今の学習方法が正しいのか不安になる
- サポートが不足している
解決方法
- 不明点を気軽に聞ける環境を作る
- プログラミング学習が楽しいと思える環境を整える
- 自分に合ったカリキュラム内容を選ぶ
- エラー解決のスキルを身につける
- サポート体制の充実
プログラミングスクールを活用することで、プログラミングを挫折する理由のほとんどを解決できます。
たとえばプログラミング学習の過程でわからない点がある場合、プログラミングスクールの講師へ聞くことで挫折につながる辛い状態を解決できます。
また、ほとんどのプログラミングスクールが身に付けられるスキルや成果物までの流れを体系化したカリキュラムを採用しているのが特徴。学習方法に自信を持って進められるのも魅力です。
サポート内容はプログラミングスクールによって異なる
プログラミングスクールの活用によって挫折せずスキルを身に付けられる可能性はありますが、具体的なサポート内容は各スクールによって異なります。
たとえばコードキャンプ社が提供している「プログラミングコース」では、オンラインのマンツーマンレッスンを採用。学習過程で定期的にオンラインレッスンを利用でき、各々のペースでプログラミング学習を進められます。
一方、プログラミング学習の教材とテキストベースでのサポートが中心で、オンラインレッスンが利用できないスクールもあります。
求めているサポート内容を明確にして自分に合ったプログラミングスクールを選ぶことが、挫折を防いでプログラミングスキルを身につける手段として最適です。
References
- ^ CloudInt. 「【調査レポート】プログラミングスクールの挫折率はわずか3.5%」. https://cloudil.jp/frustration-reason/ , (参照 2024-06-11).
- ^ PRTimes. 「プログラミング学習者は約9割が挫折を経験|挫折しないカギは「不明点を気軽に聞ける環境」」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000052865.html, (参照 2024-06-11).
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