株式会社博報堂は2026年4月21日、AIエージェントを活用した新しいブランディングの方法論「Branded AI Agent」に基づく、コンサルティングサービスの提供を開始すると発表しました。
Branded AI AgentによるオウンドAIエージェント構築支援の背景
生成AIの急速な普及とAIエージェント技術の進展により、自社のオウンドメディアにAIエージェントを導入する企業が増えています。その一方で「チャットボットとAIエージェントの違いがわからない」「自社にどのレベルのAIが実現できるのか判断できない」「投資対効果をどう試算すればいいか」といった問いを前に、導入の意思決定に踏み切れない企業が多い状況です。
加えて、AIの活用が進む中でブランドの没個性化という新たなリスクも顕在化しています。生活者がAIと日々対話するようになった現在、企業が独自のブランドDNAをAIによって体現し、差別化された顧客体験を実現することが競争優位の要となっています。
成熟度レイヤーモデルの構造とサービスの特長
「Branded AI Agent 成熟度レイヤーモデル」は、オウンドAIエージェントの実現レベルを「AIが持つ情報の深さ」と「AIが取れる行動の範囲」という2軸で整理し、Layer1からLayer 6までの6段階で体系化したフレームワークです。企業が現在のレイヤーを把握した上で次の目標を定め、ブランドの人格設計から在庫・顧客データ連携、購買の自律実行、全チャネル統合へと段階的に進化させる設計となっています。
- ブランドCX起点の診断設計
- 5つの軸での多角的アセスメント
- 段階的ロードマップとROI可視化
サービス全体は、まず4〜6週間のアセスメントフェーズ(Phase 0)でブランドCX起点のAIエージェント目標像を定義し、段階的な構築プランと費用対効果を策定する流れです。その後はAIエージェントの設計・開発から品質モニタリングや継続学習、KPI管理、対話データを活用した顧客インサイトの発掘まで一貫して伴走する体制を敷いています。
Branded AI Agentコンサルティングサービスの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社博報堂 |
| サービス名 | Branded AI Agentコンサルティング |
| 提供開始日 | 2026年4月21日 |
| フレームワーク | 成熟度レイヤーモデル(6段階) |
| 対象 | オウンドAIエージェント導入企業 |
| 初期フェーズ | 4〜6週間のアセスメント |
| 支援範囲 | 導入から構築・運用まで一気通貫 |
trends編集部の一言
AIエージェントの導入支援がテクノロジー起点で語られることが多い中、ブランド体験の設計から入るアプローチは社内提案のロジックとして使いやすいと感じました。自分自身もノーコードツールでチャットボットを組んだ経験がありますが、「このブランドらしさ」を表現する設計指針がないまま作ると、結局どの企業でも同じような応答になってしまうという課題を実感しています。
6段階のレイヤーモデルで現在地と目標地点を可視化する手法は、マーケティング部門が経営層に投資判断を仰ぐ際の共通言語になり得ると思います。特にCX設計やカスタマージャーニーの見直しを担当している方にとっては、AIエージェントを「ブランド接点のひとつ」として位置づける視点が施策の幅を広げる材料になるはずです。
References
- ^ PR TIMES. 「博報堂、企業のオウンドAIエージェント構築・運用を一気通貫で支援する「Branded AI Agent™ 成熟度レイヤーモデル」に基づくコンサルティングサービスの提供を開始 | 株式会社博報堂のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001150.000008062.html, (参照 26-04-21).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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