TIS株式会社は2026年4月21日、生成AIの普及に伴う情報漏えいリスクへ対応する、「AI対応データ保護管理サービス」の提供を開始しました。
AI対応データ保護管理サービスの背景と全体像
生成AIの急速な普及により、企業が扱うデータ領域は、オンプレミスからクラウドやAI環境へと拡大しています。従来の通信制御やUSB利用制限といったセキュリティ対策では、内部不正や誤操作による情報漏えいを十分に防ぎきれない事例が増加しています。
特に、AI利用時における機密データの意図しない流出は、経営上の大きな懸念事項です。加えて、過検知や誤検知へのチューニング対応にかかる負担、機密性に応じたラベルの付け忘れなど、運用の属人化もリスク要因として指摘されています。
3種のデータ管理ツールを活用した保護体制
本サービスでは、「Microsoft Purview」「Varonis」「すみずみ君」という異なる特長をもつ3種のデータ管理ツールを採用しています。顧客の業種や環境、目的に応じてカスタマイズし、データの可視化・分類・制御を行う仕組みを構築する点が特長です。
- 機密データの自動検知・分類
- アクセス権の可視化と自動是正
- 最小特権の原則の継続的な維持
- オンプレミスからクラウドまでの横断的保護
これらの機能により、情報システム部門の運用負担を抑えながら、属人化の解消を図れる構成です。TISが20年にわたり蓄積してきた導入・運用実績にもとづき、上流の分析やルール策定から、現場の運用定着まで専門チームがコンサルティング支援を行う体制も整えられています。
AI対応データ保護管理サービスの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供開始日 | 2026年4月21日 |
| 提供元 | TIS株式会社 |
| 対象企業 | 情報セキュリティ管理に課題をもつ企業 |
| 主要ツール | Microsoft Purview、Varonis、すみずみ君 |
| 提供メニュー | 構築・運用メニュー、コンサルティングメニュー |
| 提供価格 | 要件に応じて都度見積もり |
| 目標 | 2030年度までに売上高20億円、15社への導入 |
trends編集部の一言
生成AIを業務に取り入れる企業が増える中で、「どこにどんな機密情報があるか把握しきれていない」という課題は多くの現場で耳にします。社内のファイルサーバーやクラウドストレージに散在するデータを手動で棚卸しするのは現実的ではなく、ツールによる自動分類と権限の可視化を組み合わせるアプローチは、運用負担を下げる手段として検討しやすい内容だと感じました。
情報セキュリティの強化は「ツールを入れて終わり」ではなく、分類ルールの設計や運用定着まで含めた継続的な取り組みが求められる領域です。コンサルティングから運用支援までを一括で依頼できるメニュー構成は、情報システム部門の人員が限られている企業や、AI活用に伴うデータ保護ルールの整備をこれから始める段階の組織にとって選択肢のひとつになりそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「TIS、AI時代の情報セキュリティ管理をワンストップで支援する「AI対応データ保護管理サービス」を提供開始 | TIS株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001912.000011650.html, (参照 26-04-21).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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