株式会社AntAIは2026年4月16日、AIツールで構築されたWebサービスや業務システムを対象とする、専門監査サービス「AIセキュリティ顧問 Pro」の提供を開始しました。
AIセキュリティ顧問 Proが生まれた背景と監査の仕組み
Claude CodeやCodex、v0、Boltといった生成AIツールの普及によって、プログラミング経験のない個人・法人でも短期間でシステムを構築できる環境が広がっています。一方でAIが生成したコードには、APIキーのハードコーディングや入力値検証の不備、OWASP Top 10への対策漏れなど非エンジニアでは判断しにくいリスクが潜んでいると同社は指摘しています。
同サービスでは「データ管理監査」と「システム耐久性監査」、「セキュリティ対策監査」の3軸で検証を行い、個人情報保護法やGDPRへの準拠状況から単一障害点の特定、SQLインジェクション・XSS・CSRF対策までを包括的にカバーします。ヒアリングからコード分析、監査レポート提出、改善サポートまでの4ステップで進行し、本番システムを停止させずに最短1週間で完了する点が特徴です。
専門家の監修体制と想定利用者
監修には2名のセキュリティ専門家が参画しており、実務経験に基づいた診断品質を担保する構えです。古里栄識氏は慶應義塾大学理工学部卒業後、警察庁サイバー犯罪対策課向けの研修指導やAWS Japanでのクラウドエンジニア勤務を経て、現在は企業経営にも携わっています。
- 警察庁向け研修指導の実績
- 大手SIerでの指導教員経験
- クラウド基盤の実務知識
もう一人の小安駿平氏は慶應義塾大学大学院理工学研究科卒業後、新卒でNECに入社しレッドチームとして攻撃者視点でのセキュリティ検証を経験しています。認定ホワイトハッカー(CEH)取得経験があり、Web3.0系企業のセキュリティ顧問やスタートアップCTOを経て現在に至ると紹介されています。
AIセキュリティ顧問 Proの料金プランとサービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | AIセキュリティ顧問 Pro |
| 提供開始日 | 2026年4月16日 |
| 提供形態 | オンラインでのコード・アーキテクチャ監査、レポート納品 |
| Lightプラン | 無料〜10万円 |
| Standardプラン | 30万円〜 |
| Enterpriseプラン | 月額要相談 |
| 提供元 | 株式会社AntAI(東京都渋谷区) |
trends編集部の一言
生成AIでシステムを組む場面が増えてきた実感があり、自分もノーコードツールやバイブコーディングで業務用の小さなWebアプリを試作することがあります。「動いたからOK」で済ませがちな場面にセキュリティ監査という選択肢が加わることは、非エンジニアが開発に踏み出すハードルを下げつつリスク管理を両立させる仕組みとして注目しています。
特にLightプランが無料から用意されている点は、まず自分のプロジェクトにどの程度のリスクがあるかを把握する入口として使いやすいと感じました。社内でAIツールを活用した業務改善を推進している担当者にとっては、リリース前のチェックリストに「第三者監査」を組み込む判断材料になりそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「「AIで作ったシステム、そのまま公開して大丈夫?」 — 非エンジニア向けAIシステム専門の監査サービス「AIセキュリティ顧問 Pro」を提供開始 | 株式会社AntAIのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000181873.html, (参照 26-04-17).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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