ペガサス・テック・ベンチャーズと株式会社ジャパネットホールディングスは、2026年4月15日、共同で運用するCVCファンドを約300億円まで拡大することを発表しました。
ペガサスとジャパネットによる300億円規模のCVCファンド拡大の概要
米国シリコンバレーを拠点とするペガサス・テック・ベンチャーズは、通信販売大手のジャパネットと、約4年間にわたり協業を進めてきた枠組みを発展させ、今回のファンド拡大に踏み切った形です。両社はこれまでに、複数のファンドを共同で運用し、米国や欧州を中心としたスタートアップエコシステムへの継続的なアクセスを構築してきたと説明しています。
拡大後のファンドでは、スポーツ・エンターテインメントやシニアの生きがい支援、生活をより豊かにする既存領域に加えて、生成AIやPhysical AI、Space Techを投資対象に含める方針が示されました。グローバルに成長するメガベンチャーや次世代スタートアップへの戦略投資が目的であり、単なる情報収集にとどまらない投資機会の獲得が狙いとされています。
新ファンドが対象とする主な投資領域
今回のファンドでは、既存領域と最先端分野の両面で投資対象が整理されています。公表された投資対象は、次の6領域です。
- スポーツ・エンターテインメント
- シニアの生きがい支援
- 生活をより豊かにする既存領域
- 生成AI
- Physical AI
- Space Tech
これらの領域では、世界的な注目企業への投資機会を得る手応えを踏まえて、規模の拡大によってグローバル投資をさらに加速・高度化する方針が示されています。通常では参画が難しいとされる企業群への戦略投資が、本ファンドの中核として位置付けられています。
ペガサスとジャパネットの協業実績と投資先の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ファンド規模 | 約300億円まで拡大 |
| 運用主体 | ペガサスとジャパネット |
| 協業期間 | 約4年間 |
| 主な投資先 | SpaceX、OpenAI、Anthropic、xAI |
| 新規投資領域 | 生成AI、Physical AI、Space Tech |
| ペガサス本社 | 米国カリフォルニア州 |
| ジャパネット本社 | 長崎県佐世保市 |
trends編集部の一言
今回の発表は、CVCファンドの投資テーマが生活関連領域と先端テクノロジー領域の両輪で設計されている点に目が留まりました。Physical AIやSpace Techといった分野まで、対象として明示的に組み込む姿勢は、事業会社がどこまで技術動向を取り込もうとしているのかを読み解く材料になりそうです。
約4年間の協業でSpaceXやOpenAI、Anthropic、xAIといった企業への投資実績を積み上げてきた経緯が公表された点も、継続性を重視する読者にとっては参考になるはずです。事業会社の新規事業担当者、グローバルスタートアップ動向を追うマーケターにとっては、自社のパートナー選定やテーマ設定を考え直すきっかけになり得ます。
References
- ^ PR TIMES. 「米ペガサスとジャパネット、CVCファンドを300億円へ拡大 ──既存領域に加え、生成AI・Physical AI・宇宙分野へ投資 | 株式会社ペガサス・テック・ベンチャーズ・ジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000191.000044738.html, (参照 26-04-15).
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