【時間がない人向け】記事の3行要約
- Windows 10 version 21H2の一部エディションが2024年6月11日にサポート終了
- 対象はEnterprise、Education、Enterprise multi-session、IoT Enterprise
- サポート終了後はデバイスの最新バージョンへのアップデートまたはWindows 11へのアップグレードが必要
Windows 10 version 21H2の複数エディションがサポート終了
Windows 10 version 21H2の一部エディションが2024年6月11日にサポート終了となる。対象となるのはEnterprise、Education、Enterprise multi-session、IoT Enterpriseの各エディションだ。
これらのエディションは2021年11月にリリースされたが、セキュリティアップデートの提供は2024年6月11日で打ち切られる。サポート終了日以降、これらのエディションを使用し続けることは、セキュリティ上のリスクを伴う可能性がある。
サポート終了後も継続して安全にWindows 10を使用するには、デバイスを最新バージョンにアップデートする必要がある。またはWindows 11へのアップグレードを検討することも選択肢の一つだ。
Microsoft Supportに問い合わせたユーザーには、適切なバージョンへの移行が案内されるだろう。ただし、ハードウェアの対応状況によっては、Windows 11へのアップグレードが困難な場合もあり得る。
企業や教育機関などで長期的にWindows 10の使用を予定している場合は、バージョンアップやアップグレードの計画を早めに立てておくことが肝要だ。Windows Lifecycle FAQやWindows 10 Servicingに関するFAQを参照し、適切な対応を取ることが求められる。
trends編集部「K」の一言
Windows 10 version 21H2のサポート終了は、企業や教育機関にとって大きな影響を与える可能性がある。特にIoT Enterpriseを使用している組織では、デバイスの更新に伴う互換性の問題やコストの増大が懸念される。
今後はWindows 10の長期サービスチャネル(LTSC)の活用がより重要になるだろう。LTSCを適切に導入することで、サポート期間の長期化とセキュリティの維持を両立できるが、機能アップデートの頻度が低いため、新機能の追加を望むユーザーには不向きかもしれない。
Microsoftには多様な業界や用途に対応した柔軟なサポートオプションの提供が求められる。サポート終了までの移行期間の延長やクラウドベースのサービスとの連携強化などにより、ユーザーの利便性を損なわずにOSのライフサイクル管理を実現してほしい。
References
- ^ Microsoft Learn. 「Windows 10, version 21H2 end of updates (Enterprise, Education) - Microsoft Lifecycle | Microsoft Learn」. https://learn.microsoft.com/en-us/lifecycle/announcements/windows-10-21h2-end-of-updates-enterprise-education, (参照 24-03-12).
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