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勘に頼らない拠点配置へ ― アイディオット、物流拠点配置シミュレーション技術 で特許取得

公開:
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この記事はプレスリリースです

本記事は、PR TIMESに掲載された企業・団体等のプレスリリースを原文のまま転載しています。記事内容は発表時点の情報です。

発表元
株式会社アイディオット
配信日時
2026年9月28日 14時30分
転載日
2026年9月29日

発表内容については発表元へ、当サイト上の訂正・削除については、当サイトのお問い合わせフォームにご連絡ください。

転載
プレスリリース本文

株式会社アイディオット(本社:東京都渋谷区、代表取締役:井上智喜、以下「当社」)は、物流拠点の最適配置をシミュレーションする独自技術について、特許(特許第7917894号、発明の名称:「物流拠点配置シミュレーションシステム、物流拠点配置シミュレーション方法、及びコンピュータプログラム」)を2026年9月1日付で取得したことをお知らせいたします。

本発明は、物流拠点データと出荷データをもとに、拠点から出荷先までの移動可能距離を考慮しながら、輸送トンキロが最小となる物流拠点の配置をシミュレーションする技術です。さらに、シミュレーション結果をジオマップ上に拠点アイコンとして配置し、拠点と出荷先を配送ルートとして可視化することで、複雑な物流ネットワークを直感的に把握し、拠点の新設・統廃合などの意思決定に活用することができます。

背景 ― 物流ネットワークを「経験」から「データ」へ

物流業界では、ドライバー不足や輸送力不足への対応に加え、2026年4月から施行される改正物流効率化法への対応など、物流を経営課題として捉え、継続的に効率化していくことが求められています。

中でも物流拠点の配置は、輸送距離や輸送コスト、リードタイム、CO₂排出量など、物流ネットワーク全体に大きな影響を与える重要な経営判断です。


一方で、拠点の新設・統廃合・移転といった判断は、これまで担当者の経験や過去の実績、個別の条件をもとに検討されることも多く、「どこに拠点を配置すれば、物流ネットワーク全体を最適化できるのか」を定量的に比較することには難しさがありました。


当社は、こうした課題に対し、物流拠点データや出荷データなどの実データを活用し、物流ネットワークをデジタル上で再現・分析することで、拠点配置を定量的に検討できる技術の開発を進めてきました。

今回の特許取得は、その研究開発成果の一つを知的財産として確立したものです。

知財に対する考え方

当社は、知財を単なる権利取得対象と捉えるのではなく、「技術価値を社会実装するための戦略的資源」として位置づけています。

最適化AIとデジタルツインという最前線の技術領域では、進化の歩みが止まることはありません。その過程で生まれる発想や独自技術を知的財産として確実に守り抜くことが、次なる飛躍と競争優位の鍵であると私たちは考えます。


そのため当社は、知財戦略を経営戦略の中核に位置づけ、技術ロードマップや事業計画と連動させながら、知財ポートフォリオを先手で最適化しています。これにより、革新を加速させ、社会と共に新たな価値を創り出していきます。

特許の概要

特許番号:

特許第7917894号

登録日:

2026年9月1日

特許権者:

株式会社アイディオット

発明の名称:

物流拠点配置シミュレーションシステム、物流拠点配置シミュレーション方法、及びコンピュータプログラム

▼知財ページ

https://aidiot.jp/company/ipstrategy/

本発明のポイント

本発明では、物流拠点と出荷先に関するデータをもとに、以下のようなシミュレーションを行います。

1.物流拠点・出荷データを取得

現在の物流拠点の位置情報や出荷先、出荷量などの物流データを取得します。


2.シミュレーション条件を設定

シミュレーション対象期間や、拠点から出荷先までの移動可能距離などの条件を設定します。


3.輸送トンキロを最小化する拠点配置を算出

設定した条件のもとで、出荷先への輸送を考慮し、輸送トンキロが最小となる物流拠点配置をシミュレーションします。

これにより、「現在の拠点配置」と「別の拠点配置」を比較し、物流ネットワークへの影響を定量的に検討することが可能になります。


4.シミュレーション結果を地図上に可視化

算出された拠点配置をジオマップ上に拠点アイコンとして表示します。


さらに、各拠点と出荷先の緯度・経度をもとに配送ルートを線で結ぶことで、拠点配置の変更によって物流ネットワークがどのように変化するのかを視覚的に把握することができます。

「拠点をどこに置くか」を、経営判断につなげる

物流拠点の配置は、単に「物流効率が良い場所」を探すだけの問題ではありません。

拠点の新設や統廃合には、施設費、人員、輸送コスト、リードタイム、在庫配置など、さまざまな経営要素が関係します。

本発明によって、実際の出荷データをもとに物流ネットワークをシミュレーションすることで、

・拠点を新設した場合、輸送距離はどう変わるか

・既存拠点を統廃合した場合、どの程度の輸送負荷が発生するか

・拠点をどこに配置すると物流ネットワーク全体を効率化できるか

・輸送トンキロや輸送コストにどのような変化が生じるか

といった複数の選択肢を定量的に比較することが可能になります。


当社は、物流データを「可視化するだけ」にとどめず、分析結果を経営判断につなげるための意思決定支援へと発展させていきます。

今後の展開

当社は、本発明をはじめとする独自のデータ分析・シミュレーション技術を活用し、荷主企業・物流事業者が物流ネットワークを定量的な根拠に基づいて設計・改善できる仕組みづくりを推進してまいります。今後は、拠点の新設・移転・統廃合といった物流ネットワークの意思決定だけでなく、輸送効率化や環境負荷低減、物流コストの最適化など、企業の物流戦略全体を支援する技術として発展させていきます。


また、当社が提供する物流デジタルツイン「CLOコンパス」などのサービスとも連携し、物流データを経営の意思決定につなげるデータドリブンな物流マネジメントの実現を目指します。

ADT(Aidiot Digital Twin)について

「ADT」は、物流現場におけるあらゆるデータ(拠点情報、タリフ、入出庫実績、在庫情報など)を、国土交通省が策定した「物流情報標準ガイドライン」に準拠した形式でリアルタイムに可視化するシステムです。

これにより、現場で発生している課題の特定や、改善に向けたシナリオのシミュレーションを迅速に実施することが可能になります。


また、「ADT」はクラウドベースのITソリューションとして設計されており、物流・サプライチェーン領域におけるデータの可視化・分析・活用をワンストップで支援します。

システム導入後も拡張性が高く、複数拠点・複数事業者間でのデータ連携にも柔軟に対応します。

開発基盤には、国家重点プロジェクト SIP「スマート物流サービス」 で培われた先端技術と豊富なノウハウを活用しており、これにより、研究開発コストを抑えながらも、現場で実際に役立つ高い実用性と信頼性を兼ね備えたソリューションを実現しています。

結果として「ADT」は、現場レベルの業務改善からサプライチェーン全体の最適化に至るまで、幅広い領域で価値を創出する次世代型物流データ活用プラットフォームとして位置づけられます。


▼詳細はこちら

https://lp-adt.aidiot.jp/

知財責任者・代表取締役 井上智喜 コメント

物流の2024年問題を契機として、物流は現場だけの課題ではなく、企業経営そのものに関わるテーマとなっています。特に、物流拠点の配置は一度決定すると変更に大きなコストを伴うため、「これまでこうしてきた」という経験だけではなく、実際の物流データに基づいて将来の選択肢を比較し、意思決定することが重要です。


今回特許を取得した技術は、複雑な物流データをもとに輸送トンキロを最小化する拠点配置をシミュレーションし、その結果を地図上で直感的に確認できるものです。


私たちは、物流データを単に「見える化」するのではなく、データを経営の言語に変換し、次の打ち手につなげることを重要視しています。

今回の特許取得を一つの技術基盤として、今後も物流ネットワークの最適化や持続可能なサプライチェーンの実現に向けた技術開発を進めてまいります。

また、当社では知財を単なる権利防衛の手段ではなく、研究開発の成果を社会実装につなげ、事業成長を支える「戦略的資源」と位置付けています。

今後も事業戦略・技術ロードマップと連動した知財ポートフォリオを構築し、物流業界が抱える社会課題の解決に取り組んでまいります。

株式会社アイディオットについて

2014年11月の創業以来、「データプラットフォームを用いて、ビジネスの価値を最大化・最適化する」というミッションのもと、物流DXの推進に取り組んできました。

データとAIを融合したテクノロジーを強みに、サプライチェーン全体に点在するデータやネットワークを統合的に管理。物流現場の可視化・最適化を通じて、企業の経営課題解決と競争力向上を支援しています。

また、DX推進における中核機能を自社で内製化することで、現場で培われる知見やノウハウを継続的に蓄積。企画・構想段階から、システム開発、実装、運用までをワンストップで提供できる体制を構築しています。


物流という社会インフラ領域において、テクノロジーの力で新たな価値を創出し、持続可能なサプライチェーンの実現を目指しています。


会社名   : 株式会社アイディオット

代表者   : 代表取締役 井上 智喜

本社    : 東京都渋谷区神南1丁目12番16号 アジアビル6階

設立日   : 2014年11月7日

従業員数  : 72名(パート・業務委託含む) ※2026年3月時点

URL    : https://aidiot.jp/

プレスリリース転載ここまで
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