Gemini 3.8 Live with Live AvatarがGemini Enterpriseで一般提供開始

Gemini 3.8 Live with Live AvatarがGemini Enterpriseで一般提供開始

公開:
CodeCampが提供するDX人材育成が可能なプログラミングやITが学べる公開講座

Google Cloudは、企業向けにGemini 3.8 Live with Live AvatarのGemini Enterpriseでの一般提供を開始しました。Live Avatar機能は、ウェブやモバイル、インタラクティブキオスクなどの会話型動画エージェントに、視覚的なインタラクションをもたらす機能です。[1]

この記事では、Gemini 3.8 Live with Live Avatarで使える機能や使い始める場所、提供地域などの利用条件を解説します。カスタムアバターのように提供範囲が限られる機能も、区別して説明します。[1][2]

目次
  1. Gemini 3.8 Live with Live Avatarでできること
  2. Gemini 3.8 Live with Live Avatarの使い方
  3. Gemini 3.8 Live with Live Avatarの提供条件

Gemini 3.8 Live with Live Avatarでできること

Gemini 3.8 Liveが流暢で応答性の高い会話を実現する土台は、ネイティブの音声間基盤です。Gemini 3.8 LiveとLive Avatar機能の主な機能は、以下の通りです。[1]

  • リップシンクが同期された動画アバターの生成(カスタムアバターは許可リスト登録時のみ)
  • 会話の文脈やバックエンドの処理を途切れさせない、ユーザーの割り込みへのより自然な対応
  • 会話を続けながらのバックグラウンドでのツールとAPIの呼び出し
  • 97の言語の理解と発話、言語の自動検出への対応
  • ライブカメラのフィードや画面共有の、音声と同時のリアルタイム処理[1]
Gemini 3.8 LiveとLive Avatar機能でできること

図1 Gemini 3.8 LiveとLive Avatar機能でできること

ツール呼び出しは、会話を続けながらバックグラウンドで実行されます。モデルはリクエストを認識したうえで、タスクが完了するまでユーザーとのチャットを続けられます。[1]

Live Avatar機能では、厳選された事前構築済みアバターのライブラリからアバターをデプロイできます。生成されたすべての音声ストリームと動画ストリームには、人間には感知できないSynthIDの透かしが埋め込まれています。[1]

Gemini 3.8 Live with Live Avatarの使い方

Gemini 3.8 Live with Live Avatarのモデルと機能を試す入口は、Gemini Enterpriseです。Google Cloudコンソールでは、Agent Platform > Studio > Stream realtimeページでライブアバターを構成できます。このページでは、gemini-3.8-liveへのモデル切り替えや「ライブ アバター」の選択、アバターと音声の指定を経てセッションを開始します。[1][2]

コンソールでライブアバターを始める手順

図2 コンソールでライブアバターを始める手順

APIでは、generation_configで"response_modalities": ["VIDEO"]を設定します。あわせて、avatar_configでプリビルドアバターの名前を、speech_configで事前構築済みの音声を指定します。次のコードはGoogle Gen AI SDKの例で、LiveConnectConfigに同じ設定を渡してgemini-3.8-liveのライブセッションに接続します。[2]

from google import genai
from google.genai import types

client = genai.Client()

config = types.LiveConnectConfig(
    response_modalities=["VIDEO"],
    speech_config=types.SpeechConfig(
        voice_config=types.VoiceConfig(
            prebuilt_voice_config=types.PrebuiltVoiceConfig(
                voice_name="Puck",
            )
        )
    ),
    avatar_config=types.AvatarConfig(
        avatar_name="Ben",
    ),
    system_instruction=types.Content(
        parts=[types.Part.from_text(text="You are a helpful customer service assistant.")]
    ),
)

async with client.aio.live.connect(model="gemini-3.8-live", config=config) as session:
    # Interact with the live session...
    pass

公式資料からの抜粋:ライブアバターを構成する(API を使用してライブ アバターを構成する / Python SDK の構成)。対象版・範囲:Gemini Enterprise Agent Platformドキュメント(取得時点、AI翻訳版)。[2]

上記のコードでは、avatar_nameにBen、voice_nameにPuckを指定し、モデルにはgemini-3.8-liveを使っています。ライブアバターが生成するのは、gemini-3.8-liveの合成音声応答と同期した、話すアバターのリアルタイム動画です。[2]

Gemini 3.8 Live with Live Avatarの提供条件

Gemini 3.8 Live with Live Avatarは、企業向けに提供が開始されています。米国とEUのエンドポイントで提供され、プロビジョンドスループットやエンタープライズコンプライアンス、厳格なデータガバナンスを備えています。[1]

提供状態と利用範囲

図3 提供状態と利用範囲

ライブアバターが使うモデルのgemini-3.8-liveは、リリースステージがGAで、2026年9月24日にリリースされました。提供リージョンは、マルチリージョンのusとeuに加え、米国のus-central1です。[2][3]

モデルのgemini-3.8-liveは、使用オプションとしてプロビジョンドスループットとPay-as-you-goに対応しています。バッチ推論と固定割り当ては、サポート対象外です。プロビジョンドスループットの有効化やカスタマイズされたデプロイアーキテクチャは、Google Cloudの営業担当者に問い合わせます。[1][3]

カスタムアバターを利用できるのは一部の利用者のみで、作成には厳格なエンタープライズ許可リストへの登録と身元確認プロセスが必要です。許可リストへの登録はGoogle Cloudの営業担当者に、アクセス権のリクエストはGoogle Cloudアカウントチームに問い合わせます。顔や音声のサンプルの処理に必要な同意と権利を確保する責任は、利用者が負います。[1][2]

発表時点では、Gemini 3.8 Live Extended Thinkingは限定公開プレビュー版のままでした。取得時点のgemini-3.8-liveのモデル仕様では、思考がサポート対象外とされています。[1][3]

出典

  1. ^ Google Cloud. 「エージェントを強化: Gemini 3.8 Live with Live Avatar の一般提供を開始」. https://cloud.google.com/blog/ja/products/ai-machine-learning/gemini-3-8-live-with-live-avatar-is-now-generally-available, (参照 26-09-30).
  2. ^ Google Cloud. 「ライブアバターを構成する」. https://docs.cloud.google.com/gemini-enterprise-agent-platform/models/live-api/configure-live-avatars?hl=ja, (参照 26-09-30).
  3. ^ Google Cloud. 「Gemini 3.8 Live」. https://docs.cloud.google.com/gemini-enterprise-agent-platform/models/gemini/3-8-live?hl=ja, (参照 26-09-30).
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。

企業・法人向けのIT・プログラミング・生成AI研修を探す、比較する - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア CodeCampが提供するDX人材育成が可能なプログラミングやITが学べる公開講座 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプが提供する無料で学べるプログラミングスクール講座 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプDX人材育成研修 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア 3.5日の研修で、年間1,600時間の削減効果が見込まれる。東京きらぼしフィナンシャルグループのDX人材育成事例 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア 配属3ヶ月で30%の生産性向上を実現するいよぎんコンピュータサービスの新人研修に迫る - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア 金融業界の業務効率化を加速するニッセイアセットマネジメントの生成AI×GAS活用研修事例 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア 【製造業のDX人材育成事例】デジタル人材の即戦力化を実現する、日本ガイシ株式会社の異動者向オンボーディング研修 - ITやプログラミングを知って学べるコネクトメディア フューチャーアーキテクト株式会社が実現した新入社員向けIT研修プログラムでタスクフォース制度が主体的な学びと成長を生み出す - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプDX人材育成研修 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプIT・プログラミング研修事例/【IT新入社員研修】オンラインとオフラインの最適バランスを実現したFutureOneの導入事例 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプIT・プログラミング研修事例/【新入社員研修】柔軟なハイブリッド型Java研修で実現した新卒20名の成長と成果|サークレイス株式会社 - ITやプログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプIT・プログラミング研修事例/現場により近いところにデジタルを根付かせるDX基礎講座研修|株式会社ブリヂストン - ITやプログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプIT・プログラミング研修事例/業務の効率化・DX推進に向けたIT人材育成への第一歩|株式会社カナエ - ITやプログラミングを知って学べるコネクトメディア 企業・法人向けのIT・プログラミング研修 - ITやプログラミングを知って学べるコネクトメディア

What's New

新着記事

対象者別で探す

子供(小学生・中学生・高校生)向け
プログラミング教室検索する

子供(小学生・中学生・高校生)がロボットやプログラミング言語を学ぶことができるオフラインからオンラインスクールを検索、比較することが可能です。

子供(小学生・中学生・高校生)
プログラミング教室検索する

ITやプログラムなどの
最新情報を検索する

日々、新しいITやプログラミング言語の情報が流れていきますが、特定の情報を時系列でニュースやコラムを確認することができます。

ITやプログラムなどの
最新情報を検索する