
【Python】listのサイズを確認・取得する基本的な方法を解説
公開: 更新:Pythonのリスト(list)のサイズを取得する方法
【サンプルコード】
example_list = [10, 20, 30, 40, 50]
list_size = len(example_list)
print(list_size)
【実行結果】
5
上記のPythonのサンプルコードの1行目では、example_list
という変数にリストを割り当てており、このリストには5つの要素(10, 20, 30, 40, 50)が含まれています。リストは要素の集まりを保持し、様々なタイプのデータを1つのリスト内に格納できます。
2行目のlen(example_list)
は、リストexample_list
の要素数を返します。len
関数はリストのサイズ(要素の数)を取得するための基本的な関数です。ここではリストexample_list
に含まれる要素の数を数え、その結果をlist_size
という新しい変数に保存しています。
3行目のprint
関数で、括弧内の値を出力します。上記のコードを実行すると、example_list
に含まれる要素の数、つまり5が出力されます。
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リスト(list)の要素追加によるサイズ変更について
【サンプルコード】
my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
print("元のサイズ:", len(my_list))
my_list.append(6)
print("新しいサイズ:", len(my_list))
【実行結果】
元のサイズ: 5
新しいサイズ: 6
上記のコードでは最初にmy_list
というリストを作成し、5つの整数を要素としています。最初のprint
関数はリスト作成時点でのサイズを出力し、append
メソッドを使ってリストに新しい要素(6)を追加しています。この操作でリストのサイズは変化し、新しい要素がリストの最後に追加されます。
2回目のprint
関数は、要素を追加した後のリストのサイズを出力しています。ここからわかるように、リストは動的なサイズを持ち、要素の追加や削除によってそのサイズが変化します。
複数次元リスト(list)のサイズと要素へのアクセスについて
【サンプルコード】
multi_list = [[1, 2], [3, 4], [5, 6]]
print("全体のサイズ:", len(multi_list))
print("最初のリストのサイズ:", len(multi_list[0]))
【実行結果】
全体のサイズ: 3
最初のリストのサイズ: 2
上記のコードではmulti_list
という名前の複数次元リストを使用しています。複数次元リストとは、リストの中にさらにリストを含む形のデータ構造です。
ここではmulti_list
が3つのリスト([1, 2]、[3, 4]、[5, 6])を要素として持っています。最初のprint
関数は全体のリストのサイズ、つまり内包するリストの数を出力します。
次にインデックスを使って最初のリスト(multi_list[0]
)にアクセスし、そのサイズを取得しています。複数次元リストでは、各次元ごとにサイズを取得することができます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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