スプレッドシートのYEAR関数とは
YEAR関数は、Googleスプレッドシートにおいて指定された日付から年の値を抽出する関数です。この関数は日付型のデータや日付を含むセル参照、または日付のシリアル番号を引数として受け取り、対応する年を数値として返す仕組みになっています。
基本的な構文はYEAR(日付)
という形式で記述し、引数には日付を表現する様々な形式のデータを指定できます。Googleスプレッドシートでは日付を内部的に数値として処理するため、DATE関数やDATEVALUE関数の戻り値、またはTO_DATE関数で生成された日付シリアル番号も有効な引数となります。
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セル参照を使用した年の抽出方法
セル参照を使用してYEAR関数を実行する場合、対象のセルに日付データが正しく格納されていることが重要です。例えばA2セルに「2024/03/15」という日付が入力されている場合、YEAR(A2)と記述することで2024という年の値を取得できます。
=YEAR(A2)
この方法では複数のセルに対して一括で年を抽出する際に効率的な処理が可能になります。セル参照を使用することで、元データが更新された際に自動的に計算結果も更新される動的な仕組みを構築できるため、データ管理において非常に有用です。
DATE関数と組み合わせた年の計算
DATE関数とYEAR関数を組み合わせることで、年・月・日の数値から特定の年を抽出する処理が実現できます。DATE(1969,7,20)のように年月日を指定してDATE関数で日付を生成し、その戻り値をYEAR関数に渡すことで1969という年の値を取得する仕組みです。
=YEAR(DATE(1969,7,20))
この手法は動的な日付計算において特に威力を発揮し、計算式内で年月日を個別に操作する必要がある場合に重要な役割を果たします。また、数値形式の日付シリアル番号を直接引数として使用することも可能で、YEAR(40909)のような記述でも正しく年の値が返されることが確認されています。
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