スプレッドシートのDATEVALUE関数とは
DATEVALUE関数は、既知の形式で記述された日付文字列を日付値に変換する機能を持つGoogleスプレッドシートの関数です。この関数を使用することで、テキスト形式で入力された日付データを数値として扱えるシリアル値に変換し、他の数式や関数と組み合わせた計算処理が可能になります。
関数の基本的な構文はDATEVALUE(date_string)という形式で、date_stringには変換したい日付を表す文字列を指定します。この関数が返すのは整数値であり、日付形式で表示するためには別途セルの書式設定を日付形式に変更する必要があります。
【PR】プログラミングや生成AIを無料で学べる「コードキャンプフリー」
基本的な使用例と入力形式
DATEVALUE関数では「1969-7-20」や「7/20/1969」といった異なる日付文字列形式を同様に処理できます。セル参照を使用する場合はDATEVALUE(A2)
のように記述し、対象セルに含まれる日付文字列を変換対象とすることができます。
=DATEVALUE("2024-12-25")
=DATEVALUE("12/25/2024")
=DATEVALUE(A1)
直接文字列を指定する場合は引用符で囲む必要がありますが、セル参照の場合は引用符を付けずに記述します。理解可能な形式は地域や言語設定によって異なり、通常はセルに直接入力した際に自動変換される日付形式が対象となります。
エラー処理と書式設定の詳細
入力データが数値や数値を含むセルの参照である場合、#VALUE!エラーが返されるため、必ず文字列形式のデータを指定する必要があります。未対応の日付形式を使用した場合も同様にエラーが発生するため、事前に空のセルでテスト入力を行い、自動変換されることを確認することが重要です。
=DATEVALUE("December 25, 2024")
=TEXT(DATEVALUE("2024/12/25"), "yyyy-mm-dd")
=DATEVALUE("2024年12月25日")
DATEVALUE関数の戻り値は整数のシリアル値であるため、日付として表示するにはセルの書式設定を日付形式に変更する必要があります。このシリアル値は他の数式での計算処理に活用でき、日付の差分計算や条件判定などの複雑な処理を実行できます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
- Canvaとは?使い方やアカウント登録などを初心者向けに解説
- git configで設定情報を確認・表示する方法
- 「Pythonはやめとけ」と言われる理由と学習するメリット
- Ubuntuのversionを確認する方法
- Geminiで画像を生成する方法|ChatGPTとの比較結果も紹介