株式会社Univearthが物流DXへの期待度調査を実施
株式会社Univearthは2025年9月8日、荷主企業の物流業務従事者を対象とした「物流DXへの期待度に関する実態調査」の結果を公開した。調査は2025年7月1日から7月20日にかけてインターネット調査により実施され、有効回答数は200件となっている。
調査結果によると、物流DXや新しい輸送ソリューションの導入・活用が進むことへの期待について、61.0%の荷主企業が「期待している」と回答した。「非常に期待している」が21.0%、「やや期待している」が40.0%という内訳で、物流を起点とした経営変革への強い意欲が明らかになっている。
一方で否定的な回答は少数派にとどまっており、「あまり期待していない」が9.0%、「全く期待していない」が7.5%で、合わせても16.5%という結果になった。物流DXが単なる業務効率化ツールではなく、顧客満足度の向上やブランドイメージ向上といった無形の企業価値向上に繋がることへの期待が高まっているのだろう。
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物流DXへの期待度調査結果
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 調査主体 | 株式会社Univearth |
| 調査期間 | 2025年7月1日〜7月20日 |
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査対象 | 荷主企業の物流業務従事者 |
| 有効回答数 | 200 |
| 期待している回答率 | 61.0%（非常に期待:21.0%、やや期待:40.0%） |
| 期待していない回答率 | 16.5%（あまり期待していない:9.0%、全く期待していない:7.5%） |
trends編集部の一言
物流DXに対する61%の荷主企業からの期待は、従来のコスト削減中心の考え方から企業価値向上という包括的な視点への転換を示している点で注目に値する内容だ。特に安定したサプライチェーンによる企業信頼性の担保や環境配慮型物流によるブランドイメージ向上といった無形価値への認識が広まったことは、日本企業の物流戦略が新たな段階に入ったことを物語っているだろう。
株式会社Univearthが運営するLIFTIのような物流DXプラットフォームは、導入ハードルの低さと費用対効果の明確性を両立させることで、高い期待と現実の実行との間にあるギャップを埋める重要な役割を担っている。200社という十分なサンプル数による調査結果は、物流業界全体のデジタル変革加速に向けた貴重な指標として活用されるはずだ。
References
- ^ PR TIMES. 「【荷主企業の物流実態調査】物流DXに61%が「期待」、企業価値向上への切り札として認識高まる。コスト削減・効率化の先に「企業価値向上」を見据える。 | 株式会社Univearthのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000044228.html, (参照 25-09-09).
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