株式会社Hakuhodo DY ONEは、OpenAIが提供するAIサービスChatGPTにおける広告パイロットの取り扱いを、国内で先行して開始しました。
ChatGPT広告パイロット開始の背景と情報探索の変化
AIの急速な普及に伴い、生活者の情報取得方法は、従来の「キーワード検索」に加え、「AIとの対話による探索」へとシフトしました。ChatGPTは、ユーザーが関心のあるテーマについて、情報を探索し理解を深めるためのツールとして活用されており、検索に並ぶ新たな情報探索の場として存在感を高めています。2026年6月にChatGPTの広告パイロットが日本で開始されたことを受け、Hakuhodo DY ONEは国内ローンチパートナーとして広告パイロットの取り扱い体制を構築しました。
ChatGPTにおける広告は、回答に影響を与えず、回答とは明確に区別して表示されます。広告主にユーザーの会話内容やチャット履歴、メモリ、個人情報が共有されることはありません。また、ブランドと生活者の新たな接点の創出を目指した仕組みです。
Hakuhodo DY ONEとHCAI ProfessionalsによるAI広告運用基盤の確立
Hakuhodo DY ONEは、博報堂DYグループの横断的なAI専門家集団HCAI Professionalsの活動の一環として、検索広告とAI領域における運用実績を基盤に、AI対話プラットフォームにおける新たな広告手法の確立を目指します。生活者の行動変容をいち早く捉え、ブランドと生活者の新たな接点を創出することによって、企業の事業成長を牽引する次世代のデジタルマーケティングを推進していく方針です。
Hakuhodo DY ONEは、インターネット広告黎明期より培ったデジタル広告の知見とノウハウを活かし、統合的なデジタルマーケティングサービスを提供しています。博報堂DYグループの「デジタルコア」として、グループ内のナレッジやリソースを集約し、高い専門性と提案力を持つ企業として業界随一のデジタルマーケティング事業会社となることが目標です。
株式会社Hakuhodo DY ONE 会社概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社Hakuhodo DY ONE |
| 代表者 | 代表取締役社長 北爪宏彰氏 |
| 本社所在地 | 〒107-6316 東京都港区赤坂5丁目3-1 赤坂Bizタワー |
| 株主 | 博報堂DYグループ100% |
| 社員数 | 3,290名(2026年4月1日時点) |
| 創立 | 2024年4月1日 |
| 事業内容 | デジタルマーケティング全般にまつわる企画・コンサルティング・代行事業・投資事業 |
trends編集部の一言
ChatGPTの広告パイロットが日本で2026年6月に開始されたという事実は、AI対話プラットフォームが単なる情報収集ツールから広告メディアへと進化したことを示す出来事だと言えるでしょう。業界全体としては、検索エンジン広告が成熟する一方で、「AIとの対話」という新たな接触面をどう広告に活用するかという議論が本格化しつつあるのが現状です。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、ユーザーが情報を「検索する」から「AIに聞く」へと移行する傾向が注目されています。回答内容に影響を与えず、プライバシーを保護しながら、広告を表示するという設計は、業界全体としてブランドセーフティへの配慮がAI対話広告普及の重要な要素として認識されつつあることを示しています。
References
- ^ PR TIMES. 「Hakuhodo DY ONE、OpenAIのChatGPTにおける広告パイロットの国内取り扱いを開始 | 株式会社Hakuhodo DY ONEのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000140732.html, (参照 26-06-21).
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