【時間がない人向け】記事の3行要約
- LINEのiOSアプリにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が発見された
- 影響範囲は14.9.0以前のバージョンで、深刻度はCVSS v3で6.1と評価された
- 最新版14.9.0へのアップデートにより、脆弱性問題は解消される
LINEのiOSアプリに発見された脆弱性について
LINEヤフー株式会社が開発したLINE iOSアプリのアプリ内ブラウザにおいて、ユニバーサルクロスサイトスクリプティングの脆弱性が見つかったことが判明した。[1]
この脆弱性情報は、JPCERT/CCに報告された。脆弱性の深刻度は、国際的な評価基準であるCVSS v3によって6.1と評価されており、ネットワークを介した攻撃が可能であることが懸念されている。
攻撃が成功するためには、ユーザーが悪意のあるiframeを含むウェブサイトにアクセスする必要があるという条件が存在する。このような条件が満たされると、攻撃者が任意のJavaScriptコードを実行できる可能性が生じ、ユーザーの個人情報が危険にさらされる恐れがあるだろう。
この脆弱性の影響を受けるのは、LINE iOSアプリのバージョン14.9.0より前のバージョンを使用しているユーザーだ。セキュリティリスクを回避するため、ユーザーは速やかに最新バージョンへのアップデートを行うことが推奨されている。
trends編集部「K」の一言
今回発見された脆弱性は、ユーザーの具体的な操作をきっかけとして発生するものであるため、攻撃の成功率は比較的低いと予想される。しかしながら、特にモバイルデバイスを頻繁に利用するユーザーにとっては、潜在的に深刻な問題となる可能性を秘めていることを認識すべきだろう。
このような脆弱性の再発を防ぐためには、アプリ内ブラウザのセキュリティ強化が不可欠だ。
References
- ^ JVN. 「JVNDB-2024-003699 - JVN iPedia - _x0090_Æ_x008e_ã_x0090_«_x0091_Î_x008d_ô_x008f_î_x0095_ñ_x0083_f_x0081_[_x0083_^_x0083_x_x0081_[_x0083_X」. https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2024/JVNDB-2024-003699.html, (参照 24-06-25).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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