株式会社プエンテは、2026年5月19日に社内のAIエージェント運営体制を「3階層35エージェント」へ刷新し、本格運用を開始しました。
プエンテの新体制における3階層35エージェントの構造
株式会社プエンテはこれまで、少数精鋭の人的体制にAIエージェントを組み合わせる形で、市場調査や要件定義、開発・実装・運用までをワンストップで提供してきました。今回の刷新では、これらAIエージェントを「3階層・合計35エージェント」の構造に再編成し、各層に明確な役割と権限境界を設定した自律的なアーキテクチャへと進化させています。
3階層の構成は以下の通りです。
- 戦略・意思決定層:方向性の決定・最適判断・リソース配分を担う中枢
- 専門・マネジメント層:専門領域の判断・タスク管理・他エージェント連携を担う中間層
- 実行・オペレーション層:データ処理・業務実行・改善・サポートを担う実働層
代表取締役 保科一男氏のビジョン・戦略のもと、合計35体のAIエージェントが3階層で連携し、価値を創造し続ける自律的な組織として稼働します。
Puente オートエージェント体制が掲げる3つの狙いと5つの価値
新体制の3つの狙いは次の通りです。
- AIエージェント開発のリードタイム短縮
- 高品質と高効率の両立
- 総合AIコンサルとしての提供価値の深化
リードタイム短縮については、要件定義から本番リリースまでの期間を抜本的に短縮し、顧客のAI活用ニーズへ高い応答速度で応えることを目指しています。
品質については、各階層が独立してレビューや検証、改善を担う構造により、少人数経営を維持したままエンタープライズ水準を担保します。
新体制が生み出す価値として、同社が挙げているのは次の5点です。
- 高い成果創出力:多様なタスクの並列処理による圧倒的な生産性
- スピードと柔軟性:迅速な意思決定と変化に強い体制
- 高い品質と安定性:多層チェックと継続的改善による品質維持
- スケーラビリティ:構造化された体制による拡張・進化の容易さ
- 継続的な進化:メンテナンスを繰り返す常進化型のAI組織
透明性や信頼性、セキュリティを基盤に、人とAIの協働で持続的な価値創出を目指す体制です。
開発背景と今後の展開
生成AIおよびAIエージェント領域の急速な成熟により、企業に求められるのは「単発のAI導入」から「持続的にAIを活用し続けられる体制」への転換です。一方で、人的リソースのみで開発体制を拡張するアプローチには限界があり、品質やスピード、コストのトレードオフが顕在化してきました。
株式会社プエンテは、こうした業界課題に対し、自社の運営体制そのものをAIエージェント主導に再設計することで応えることを選択しました。今回の刷新は、その第一フェーズの完了に当たります。
今後は、新体制下での開発知見をもとに、顧客向けの「AIエージェント運営体制構築支援」プログラムの提供も視野に入れています。市場調査や戦略立案、PoCから本番運用までを一気通貫で支援するメニューを順次拡充していく予定です。
社内AIエージェント体制の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社プエンテ(PUENTE Inc.) |
| 代表取締役 | 保科 一男 |
| 所在地 | 〒359-1106 埼玉県所沢市東狭山ヶ丘2-2951-44 アートベースA-202 |
| 体制名 | Puente オートエージェント体制 |
| 構成 | 3階層・合計35エージェント |
| 事業内容 | AI領域における市場調査・戦略立案・PoC・開発・実装・運用支援 |
| コーポレートサイト | https://www.puentework.com/ |
trends編集部の一言
35体のAIエージェントを3階層に分けて自律稼働させるという発表は、AIを「使う企業」ではなく「AIで運営される企業」への転換として、業界全体の注目を集める事例です。AIエージェント活用業界全体としては、マーケティング領域でも施策立案やコンテンツ制作、効果測定のそれぞれを担うエージェントを階層的に組み合わせる動きが出始めており、こうした体制設計モデルは業界横断で参照される事例として位置づけられつつあります。
特に注目されるのは、今回が「第一フェーズの完了」と位置付けられている点です。完成形ではなく継続的に進化する設計を明言している点は、生成AIの急速な進化に対応するうえで合理的なアプローチと言えます。少人数でエンタープライズ水準の品質を担保しようとする構造は、AIエージェント導入を進める企業群における一つのモデルケースとして、今後も注目される取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「株式会社プエンテ、社内AIエージェント体制を「3階層35エージェント」へ刷新 ── AIエージェント開発の加速と少人数経営による高効率運営を両立 | 株式会社プエンテのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000161935.html, (参照 26-05-21).
