GMOコマース株式会社がGMOマーケティングコネクトを刷新、購買可能性の高い顧客発見数が最大18倍
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GMOインターネットグループのGMOコマース株式会社は2026年5月7日、「GMOマーケティングコネクト」のレコメンドエンジンを全面刷新したと発表しました。
GMOコマースがレコメンド機能を刷新
今回の刷新では、小売や外食、エンターテインメントなどの店舗事業において、利用者ごとに適した情報配信への需要が高まっている点が背景にあります。一方で、自身のライフスタイルと合わない情報配信に対し、不快感を抱く利用者も一定数存在している状況です。
また、店舗利用者の間では、「個人に合った情報を求めているのに、合わない情報が届いている」という状況が続いていました。その背景には、店舗側が届けるべき顧客を十分に見つけられていないという課題があったとしています。
さらに、近年はAIエージェントがユーザーに代わり、商品提案から購入までを担う「Agentic Commerce」の広がりも見込まれています。今後は、AIエージェントから「利用者に適した情報を届ける店舗」と判断されるかどうかが、集客面で重要になる見通しです。
こうした状況を受け、GMOコマースが保有する顧客データをさらに活用するため、GMOインターネットグループAI研究開発室の技術を加え、状況別に自動で振り分けるレコメンドエンジンを刷新しました。これにより、一人ひとりの購買確率を判断する精度向上を図り、販促効果の最大化につなげる考えです。
GMOマーケティングコネクトの特徴
「GMOマーケティングコネクト」では、購入履歴に加え、行動パターンを組み合わせた分析に対応しました。配信対象の拡大によって、より多くの顧客へ適切な情報を届けられるようになり、販促効果の最大化につながるとしています。主な特徴は次の3点です。
- 4社の検証で、「購買可能性の高い顧客」の発見数が最大で18倍に拡大
- 顧客を状況別に自動分類し、配信対象を可視化
- LINEやInstagram、店舗公式アプリ、メールに対応
特に、過去に購入経験があるものの、最近反応が薄くなった顧客層に対しては、商品訴求より自然な接点づくりが有効としています。AIによる状況別分類によって、顧客に応じた配信内容を作成しやすくなる点も特徴です。
加えて、ポイントの有効期限に合わせた特典案内など、顧客状況に応じたアプローチにも対応しています。担当者は対象グループを選択し、配信内容を作成することで、専門知識なしでも配信施策を進められる構成です。
GMOマーケティングコネクトの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | GMOインターネットグループのGMOコマース株式会社 |
| 発表日 | 2026年5月7日 |
| 対象サービス | GMOマーケティングコネクト |
| 主な機能 | レコメンドエンジンの全面刷新 状況別顧客分類 行動パターン分析 |
| 検証結果 | 4社検証による「購買可能性の高い顧客」の発見数最大18倍 |
| 対象業種 | 小売 外食 エンターテインメント業界の店舗事業者 |
| 対応チャネル | LINE 店舗公式アプリ メール |
| 提供目的 | 店舗マーケティングDX推進 CX向上支援 |
trends編集部の一言
今回の刷新では、「購買可能性の高い顧客」の発見数が、4社検証で最大18倍となった点が注目されます。利用者ごとの行動データを踏まえた配信設計は、店舗マーケティングの精度向上につながる可能性がありそうです。
また、自身のマーケティング業務でも、配信対象の絞り込みや休眠顧客への対応は負荷が大きいと感じる場面があります。顧客状況を自動で分類し、配信施策を組み立てやすくする仕組みは、実務の参考になりそうです。
さらに、Agentic Commerceを見据えた情報配信の重要性についても、今後の市場変化を考えるうえで興味深い論点ではないでしょうか。AIエージェント時代に向けた店舗運営の在り方を考える上で、示唆のある事例になりそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「店舗向け販促DX「GMOマーケティングコネクト」のAIレコメンドエンジンを刷新、パーソナライズ配信対象が18倍に拡大【GMOコマース】 | GMOインターネットグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005359.000000136.html, (参照 26-05-07).
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