【TIOBE指標】C#が2023年のプログラミング言語オブザイヤーに、市場でJavaをしのぐ急成長

プログラミング言語「C#」は、2023年の^[1]TIOBE指標で「プログラミング言語オブザイヤー」に選ばれた。これはTIOBE指標史上初である。

C#は1年間で最も高い成長率（＋1.43％）を記録し、競合言語である「Java」から市場シェアを奪う形で、C#はウェブアプリケーションのバックエンドやゲーム開発など多岐にわたる分野での人気を確立した。

無料で利用可能なC#は、新たな機能を追加するリリースを重ねることで、その表現力と機能性を高めている。

TIOBE Softwareの最高経営責任者（CEO）、Paul Jansen氏はC#の今後の成長、市場でのさらなる地位確立に期待を示している。

2023年のTIOBE指標では、FortranとKotlinがトップ20に定着し、注目を集めた。

Fortranは、数値処理に適した優れたライブラリーを持ち、大学教育の分野でも広く使用されている。

一方、KotlinはJavaのライバルとしての地位を確立し、その学習の容易さと記述の簡潔さが評価されている。

Jansen氏は、2024年のTIOBE指標で新たな言語がトップ20に入る可能性について言及しつつ、予測の難しさを指摘。

また、「Julia」は2023年に一時的にTIOBE指標に登場したものの、その地位を維持するには至らなかったことが述べられている。

References

1. ^ TIOBE. 「TIOBE Index - TIOBE」. https://www.tiobe.com/tiobe-index/, (参照 24-01-09).

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