株式会社AZOOは2026年4月20日、同社が提供するAll-in-One型ホテルDXシステム「WASIMIL(ワシミル)」と、クラウド型POSレジ「スマレジ」の連携開始を発表しました。
WASIMILとスマレジの連携がホテル館内の請求管理を自動化
宿泊施設の多くでは、チェックアウト時にレストランや売店の利用代金をまとめて精算する、「部屋付け・一括精算」への対応が求められています。従来はフロントのシステムとPOSが分断されており、POSレシートの目視確認から手入力まで、二重の作業が発生していました。
今回の連携では、スマレジで発生した取引データが、WebhookまたはAPIポーリングによってWASIMILへリアルタイムに取り込まれます。フロントスタッフはWASIMIL上の「POS取引」画面から、客室番号や日付を参照し、取引内容を一元的に確認できる仕組みです。
WASIMIL×スマレジ連携の主な機能
本連携では、POS取引の自動取込から支払いステータスの双方向同期まで、館内精算に関わる一連の業務を自動化する4つの機能が提供されます。取り込んだPOS取引を予約の請求明細に紐付けるマッピング機能や、朝食・追加サービスの販売から請求までを自動連動させる機能が含まれており、主な特長は次の4点です。
- POS取引の自動取込と一覧表示
- 予約明細へのチャージ自動紐付け
- 支払いステータスの双方向同期
- 朝食・追加サービスの請求自動連動
スマレジ側で支払いが完了すると、WASIMIL上のチャージが「支払済」に自動変更され、逆にWASIMIL側で精算した場合もスマレジのPOS取引ステータスが更新されます。フロントとレストランのどちらで処理しても、データが常に一致するため、請求漏れや二重請求のリスク低減が見込まれています。
WASIMILとスマレジ連携の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供元 | 株式会社AZOO |
| 連携先 | クラウド型POSレジ「スマレジ」 |
| 対象施設 | ホテル・旅館など宿泊施設 |
| 主な対象業務 | 館内レストラン・売店の請求管理 |
| 連携方式 | Webhook/APIポーリング |
| AZOO所在地 | 京都府京都市下京区 |
trends編集部の一言
宿泊施設のフロント業務では、館内消費の転記作業や精算漏れの確認に想像以上の工数がかかるという声を耳にしてきました。自分自身もバックオフィスの業務改善でノーコードツールを活用する中で、「システム間のデータ連携が手作業のままだと自動化の効果が半減する」と痛感しており、POS取引と予約管理のデータが自動で紐付く仕組みは現場の負担軽減に直結するポイントだと感じます。
特にチェックアウト時の精算集中はゲスト体験にも影響する部分であり、事前にデータが揃っている状態をつくれる点は運営側・ゲスト側の双方にメリットがありそうです。少人数でホテルを運営している施設の担当者や、複数拠点の請求管理を効率化したいマネージャー層にとって、導入検討の材料になる連携事例ではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「【ホテルDX × クラウドPOS連携】WASIMIL:スマレジと連携。レストランや館内売店のPOS取引を予約明細に自動紐付けし、請求業務を一元化 | 株式会社AZOOのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000065553.html, (参照 26-04-21).
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