株式会社キカガクは2026年4月20日、経済産業省とIPAが4月16日に改訂・公表した「デジタルスキル標準(DSS)バージョン2.0」に完全対応した、新カリキュラムの順次提供開始を発表しました。
キカガクのDSS ver.2.0対応カリキュラムとデータマネジメント類型の新設
経済産業省とIPAは、AX(AIトランスフォーメーション)の急速な進展に伴う、データ活用の重要性を踏まえ、デジタルスキル標準を「DSS ver.2.0」へ大幅改訂しました。キカガクはこの改訂に合わせ、新設された「データマネジメント類型」に完全対応する形で、「データアーキテクト」「データスチュワード」「データエンジニア」の3ロール向け講座を整備しています。
具体的には、「データマネジメントの世界」「メタデータ・カタログ設計ワークショップ」「データ品質管理実践」「データガバナンス実践ワークショップ」など、12講座が新たに追加されました。加えて、キカガクが提供するプラットフォーム「DX-Navi」では、DSS ver.2.0に基づいた「6人材類型 アセスメント」の近日リリースも予定されています。スキルの可視化を通じて、全社員のDXリテラシー向上を支援する構えです。
DSS ver.2.0で再定義された人材類型とロール構成
今回の改訂では、「ビジネスアーキテクト」「デザイナー」「データサイエンティスト」の各類型でロールが再定義され、スキル項目も17項目から28項目へ刷新されました。DX推進やAI導入を前提とした実行力が、より精緻に問われる体制へ移行しており、主な変更点は次の4点です。
- ビジネスアーキテクトを3ロールに細分化
- グラフィックデザイナーを削除しコミュニケーションデザイナーを追加
- データエンジニアをデータマネジメント類型へ移管
- データサイエンティスト類型を2ロール体制に集約
デザイナー類型では、「サービスデザイナー」「UX/UIデザイナー」「コミュニケーションデザイナー」の3ロール構成に再編され、ビジョンや戦略を言語化・可視化する役割が明確化されています。データサイエンティスト類型は、「データビジネスストラテジスト」「データサイエンスプロフェッショナル」の2ロールに集約され、最新AIの実装運用とAIガバナンス構築が新たな役割として加わりました。
DSS ver.2.0対応カリキュラムとウェビナーの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供元 | 株式会社キカガク |
| 対応規格 | DSS ver.2.0 |
| 新規講座数 | 12講座 |
| 新設類型 | データマネジメント類型 |
| ウェビナー日時 | 2026年4月22日(水)15:00-16:00 |
| 開催形式 | オンライン(Zoomウェビナー) |
| 参加費 | 無料(事前申込制) |
trends編集部の一言
デジタルスキル標準が改訂されるたびに、「自社の研修体系をどう合わせるか」は頭の痛い課題で、特にデータマネジメント領域は社内に知見を持つ人材が少なく対応が後手に回りがちでした。今回キカガクが改訂公表からわずか4日で12講座を揃えた点は、研修設計の初動を大幅に短縮できる選択肢として注目に値します。
日常業務でノーコードツールを使いながら、データ整備の重要性を痛感してきた立場からすると、「データアーキテクト」「データスチュワード」といったロール別の講座が体系化されている点は実務寄りの設計だと感じました。DX推進やAI導入に携わる研修担当者にとっては、4月22日のウェビナーで改訂の全体像を把握した上でカリキュラムを選定する流れが効率的ではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「経産省「デジタルスキル標準 ver.2.0」に完全対応。キカガクがDX人材育成カリキュラムに「データマネジメント類型」を新設 | 株式会社キカガクのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000025642.html, (参照 26-04-20).
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