ソフトバンクの「Starlink Business」と「WOTA BOX」で石川県災害支援 強化された通信と入浴サービスの提供

^[1]ソフトバンクは1月8日、令和6年能登半島地震の影響を受けた石川県を含む公的機関や自治体、避難所などに向けて、衛星ブロードバンドインターネット「Starlink Business」の無償提供と設置サポートを開始した。

珠洲市役所や珠洲市健康増進センターに1月7日に設置を完了し、能登町役場や茨城県保健政策課（輪島市健康増進センター）にも設置を予定している。

ソフトバンクは災害時の通信環境の確保を重視し、迅速な情報伝達や避難所運営のサポートを目的としている。

SoftBankは災害支援の一環として、断水エリアにおける入浴支援も行っており、七尾市を中心に避難所で自律分散型水循環システム「WOTA BOX」を利用したシャワーの提供も開始。

この入浴支援はソフトバンクが資本業務提携しているWOTAと協力し、今後はパートナー企業と連携して設置場所の拡大を図っていく計画である。

「WOTA BOX」は電源と水源さえあれば、どこでも設置可能な自律分散型水循環システムで、災害時の生活支援に役立っている。

七尾市を中心に設置された「WOTA BOX」は、避難所利用者から高い評価を受けており、その有効性が認められているようだ。

ソフトバンクとWOTAの協力により、今後も災害対策としての「WOTA BOX」の活用が拡がることが期待される。

References

1. ^ SoftBank. 「（更新）通信ネットワークの復旧活動の状況 | 企業 IR | ソフトバンク」. https://www.softbank.jp/corp/news/info/2024/20240108_01/, (参照 24-01-09).

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