BABY JOB株式会社は2026年4月16日、幼保・学校施設向けキャッシュレス決済サービス「誰でも決済」が、鳥取県米子市の公立保育施設で本格開始されたことを発表しました。
米子市が「誰でも決済」を公立保育施設に本格導入した背景
米子市では、2026年度から本格開始された「こども誰でも通園制度」に向けて、細かな現金の徴収が増えることを想定し、2026年1月から「誰でも決済」の実証実験を実施していました。従来、一時保育や延長保育などの料金は現金で徴収されており、保育士にはおつりの準備や現金の管理といった手間が発生し、保護者側にも細かい現金を準備する負担が課題となっていたことから、4月の本格導入に至っています。
「誰でも決済」の導入によって、こども誰でも通園制度や一時保育などの利用料金に関する、「現金管理」と「おつり準備」が不要になります。保護者は会員登録なしで、VISA/Mastercard/Diners Club/JCB/American Express等のクレジットカードや、PayPay/au PAYなどの各種QRコード決済を含む、さまざまな方法で支払いが可能です。
「誰でも決済」の主な特徴と導入メリット
「誰でも決済」は、幼保・学校施設内で発生する現金での支払いをなくし、「先生」と「保護者」の負担を軽減するキャッシュレス決済サービスです。保育施設を子ども食堂などとして活用する「多機能化」の動きが広がる中で、地域連携を支援する役割も期待されており、サービスの特徴は次の3点です。
- 豊富な決済手段に対応
- 初期費用・月額料金なし
- 支払い履歴をPCで即時確認可能
鳥取県の公立保育施設としては初の導入事例であり、米子市こども支援課は、令和7年度に実施した保護者アンケートでキャッシュレス決済拡充を求める声が多く寄せられたことを受け、段階的な導入・拡充を進めています。試験運用と検証を経て順次対象施設を拡大し、利便性と安全性の高い納付環境の整備を目指すとしています。
「誰でも決済」と関連サービスの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | 誰でも決済 |
| 提供企業 | BABY JOB株式会社 |
| 対象施設 | 幼保・学校施設 |
| 導入先 | 鳥取県米子市の公立保育施設 |
| 本格開始 | 2026年4月 |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額料金 | 無料 |
| 決済手段 | クレジットカード、QRコード決済等 |
| 関連サービス | 手ぶら登園(紙おむつサブスク) |
| 手ぶら登園の導入数 | 9,300施設以上(2026年2月時点) |
trends編集部の一言
保育施設のキャッシュレス化は、日々の業務フローで地味に時間を取られる「現金管理」の課題を、直接解消する取り組みだと感じました。自分自身もイベント運営で参加費の現金徴収を経験したことがありますが、おつりの準備や金額確認に予想以上の工数がかかり、本来注力すべき業務が圧迫される感覚は実務担当者なら共感できるポイントではないでしょうか。
会員登録なしで利用できる設計は、ITリテラシーにばらつきがある保護者層への配慮として、実用的な判断だと感じます。自治体のDX推進担当者や保育施設の運営管理者にとって、初期費用・月額料金なしという導入ハードルの低さも含めて、類似の課題を抱える現場で検討材料になりそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「【鳥取県の公立保育施設で初!】米子市がキャッシュレス決済「誰でも決済」で保育現場のDX化を推進! | BABY JOB株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000232.000038762.html, (参照 26-04-16).
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