【時間がない人向け】記事の3行要約
- Power Automate for desktop 2.40版がリリース
- AIを活用したアクション提案や新しいWordアクションが追加
- シングルサインオンやHTMLコンテンツ作成機能がサポート
2024年1月のPower Automate for desktopのアップデート詳細
2024年1月にPower Automate for desktopの新バージョン2.40が公開された。AIに基づいたアクション提案機能がプレビューで利用可能になり、特に米国内のワークまたは学校アカウントユーザー向けに提供されている。[1]
また、新たに導入された機能には空白値のサポートや入力変数をオプショナルとしてマークする機能が含まれており、その結果フローの柔軟性が高まりより多様な自動化シナリオに対応できるようになった。
Wordドキュメントの操作を簡単にするための新しいアクション群も追加され、ドキュメントの起動やアタッチ、保存、閉じる、読み取り、書き込み、画像の挿入、単語の検索と置換が可能になった為、文書処理の自動化がさらに容易になるだろう。
さらに、デスクトップアプリケーションでのシングルサインオンがサポートされ、ユーザーはWindowsセッションで使用しているアカウントで迅速にサインインできるようになった。その他にも、SAPインスタンスへのアタッチやSharePointでの新しいドキュメントセット作成など、多岐にわたる新機能が導入されている。
trends編集部「K」の一言
Power Automate for desktopのアップデートには、AIに基づく提案機能などの機能が含まれているが、新機能を使いこなすにはある程度の学習曲線が伴う可能性がある。ユーザーによっては新しいツールの習得や既存フローへの統合に時間がかかるかもしれない。
将来的にはより多くの地域でAIに基づくアクション提案機能が利用できるようになり、さらに多様なアプリケーションやサービスとの連携が期待される。これによりユーザーは自動化の範囲を拡大し、より複雑なタスクを簡単に処理できるようになるだろう。
References
- ^ Microsoft Power Automate. 「January 2024 update of Power Automate for desktop | Power Automate Blog」. https://powerautomate.microsoft.com/en-us/blog/january-2024-update-of-power-automate-for-desktop/, (参照 24-02-02).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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