「マイナビ2026年度(27年卒版)新卒採用・就職戦線総括」を発表
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- 発表元
- 株式会社マイナビ
- 配信日時
- 2026年10月2日 11時00分
- 転載日
- 2026年10月3日
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27年卒就活生も「ピンポイント就活」が継続。内々定を2社以上保有した学生では、内々定取得後も複数社を比較・検討する「納得内定」の傾向も
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2027 年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「2026年度(27年卒版)新卒採用・就職戦線総括」の結果を発表しました。

【TOPICS】
◆ 27年卒就活生も「ピンポイント就活」が継続。内々定を2社以上保有した学生では、内々定取得後も複数社を比較・検討する「納得内定」の傾向も【図1、2】
◆ 就職活動における学生のAI利用は8割超に。企業の6割が学生の利用を実感【図3、4、5】
◆ 初任給を引き上げた企業は約9割。住宅手当や諸手当など、初任給以外の待遇でも学生にアピール【図6、7】
【調査概要】
◆ 27年卒就活生も「ピンポイント就活」が継続。内々定を2社以上保有した学生では、内々定取得後も複数社を比較・検討する「納得内定」の傾向も
27年卒の学生は、前年の傾向である、低学年からのキャリア形成活動を経て少数の企業を深く知ったうえで動き出す「ピンポイント就活※」傾向が続いた。内々定保有社数は平均1.67社で、1社の内々定で活動を終了した学生は62.8%となった。一方、行動が絞られていることと、進路選択が容易になっていることは必ずしも一致しない。複数の内々定を保有した学生の52.6%は、入社予定先の内々定が他社より後に出たと回答しており、内々定取得後も複数社を比較・検討しながら進路を決定している様子がうかがえる。
こうした結果から、27年卒学生はピンポイント就活を継続しつつ、内々定を2社以上保有した学生では、「知る(キャリア形成活動)→絞る(就職活動・選考)→比べる(複数社比較)→決める(内定受諾)」というプロセスを経て進路を決定する傾向がみられた。特に、内々定取得後も複数社を比較・検討する様子からは、学生が自身の選択に納得感を持てる企業を見極めようとしていることがうかがえる。こうした状態は、「なぜこの企業なのか」を自分の言葉で説明できる「納得内定」の形成につながる可能性がある。【図1、2】
※ “納得の1社”を選ぶ時代へ。「ピンポイント就活」の実態~2026年卒新卒採用の振り返り~ | マイナビキャリアリサーチLab
【図1】

【図2】

◆ 就職活動における学生のAI利用は8割超に。企業の6割が学生の利用を実感
就職活動でAIを使ったことがある学生は84.9%で、前年から大きく増えた(前年比18.3pt増)。利用方法は「ESの推敲」が71.8%(前年比3.0pt増)でもっとも多く、「面接対策(56.2%・前年比19.6pt増)」、「ESの作成(55.0%・前年比14.2pt増)」、「自己分析(54.2%・前年比16.0pt増)」と続き、利用用途の広がりがみられる。企業側でも、学生が生成AIを利用している「実感がある」と回答した割合が61.4%で、前年比30.8ptと大幅に増加した。【図3、4、5】
【図3】

【図4】

【図5】

◆ 初任給を引き上げた企業は約9割。住宅手当や諸手当など、初任給以外の待遇でも学生にアピール
27年卒の採用に向けて初任給を引き上げた企業は89.1%に達し、前年(88.8%)からやや増加した。上場企業では85.4%、非上場企業では89.4%で、上場区分を問わず引き上げが進んでいる。初任給以外の待遇面で、学生にアピールしていることを聞くと、「諸手当(49.8%)」、「住宅手当や借り上げ社宅(46.1%)」、「休暇制度(44.6%)」が上位で、上場企業では「住宅手当や借り上げ社宅(73.8%)」、非上場企業では「諸手当(51.1%)」がもっとも高かった。【図6、7】
【図6】

【図7】

【調査担当者コメント】
27年卒学生の就職活動では、低学年次からのキャリア形成活動を通じて志望企業を絞り込み、少数の企業に集中して応募する「ピンポイント就活」の傾向が引き続きみられました。一方で、複数の内々定を得た学生の中には、内々定獲得後も企業比較を続け、自身が納得できる選択肢を見極めようとする「納得内定」の動きもみられました。これまで内々定は就職活動の「ゴール」と捉えられがちでしたが、現在はむしろ、その後に企業を比較・検討し始める側面もあります。
学生にとって重要なのは内々定の数そのものではなく、「なぜその企業を選ぶのか」を自身の言葉で説明できる状態にあることではないでしょうか。企業においても、学生が企業理解を深め、納得感を持って意思決定できる機会をどのように提供していくかが、今後ますます重要になると考えられます。
マイナビキャリアリサーチラボ 主任研究員 宮地太郎
【調査概要】「マイナビ2026年度(27年卒版)新卒採用・就職戦線総括」
※調査結果の詳細はこちら
(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20261002_115682/)からご確認いただけます。
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