本ニュースの3行要約
- PLaMo β版の無料トライアル申込み開始:アカウント発行後に期間限定で無料利用可能。
- PLaMo-100Bの開発と高性能:独自開発の1000億パラメータモデルで、主要なベンチマークで高評価。
- PLaMo 1.0 Primeの今秋発売予定:商用版は様々な分野向けに機能強化、安全性検証中。
大規模言語モデルPLaMoの無料トライアル開始と商用版リリース予定
株式会社Preferred Networksの子会社であるPreferred Elementsは、新開発された大規模言語モデルPLaMoのβ版トライアルAPIの利用申込を開始しました。[1]
このモデルは日本語と英語のテキストデータを用いて学習が行われ、1000億パラメータを持つマルチモーダル基盤モデルPLaMo-100Bをベースにしているのが特徴です。
このトライアルは無料で提供され、商用利用も可能。今秋には商用版PLaMo 1.0 Primeとして正式にリリースされる予定です。
PLaMoの無料トライアルは下記の公式サイトから申請できます。
https://www.preferred.jp/ja/projects/generative-ai/#features
PLaMo β版の公開が日本のAI開発に与える影響と今後の展望
PLaMo-100Bは日本語能力を重点的に評価されたモデルで、その性能は国内外の既存の大規模言語モデルを上回る結果を示しています。
このモデルはGENIACプロジェクトの一環として開発され、1000億パラメータのマルチモーダル基盤モデルとして2兆トークン以上のデータを事前学習しています。PLaMoの開発は日本のAI技術の競争力を国際的に向上させることを目的としており、その成果が今回のβ版リリースに結実しました。
PLaMoの商用版リリースにより、多くの産業でAI利用を促進する可能性があります。特に製造業や金融業界など、専門的な言語処理が必要とされる分野での応用が期待されています。
また、PFNはこのモデルを活用してチャットボットや、文書生成といったAIアプリケーションの開発も推進。今後企業の業務効率化や顧客サービスの向上に大きく貢献すると予想されます。
このモデルが公開されることで日本のAI開発のフレームワークや基盤が強化され、新たな研究やビジネスチャンスが生まれるでしょう。
References
- ^ 株式会社Preferred Networks. 「PFEが開発する大規模言語モデルPLaMo β版の無料トライアルの申込受付を開始 商用版PLaMo 1.0 Primeを今秋発売予定」. https://www.preferred.jp/ja/news/pr20240807/, (参照 2024-08-08).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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