appendを使用して2次元リストに要素を追加する基本的な方法
【サンプルコード】
my_list = [[1, 2], [3, 4]]
my_list.append([5, 6])
print(my_list)
【実行結果】
[[1, 2], [3, 4], [5, 6]]
上記のPythonのコードでは、最初にmy_list
という2次元リストを作成しています。2つの小リスト[1, 2]
と[3, 4]
を含んでおり、それぞれがリストの要素となっています。
2次元リストとは、リストの中にさらにリストが含まれる形式のことで、表や行と列のデータ構造を扱う際によく使用されます。
my_list.append([5, 6])
の行では、新しい小リスト[5, 6]
をmy_list
に追加しています。append()
関数はリストの末尾に新しい要素を追加するメソッドで、ここでは新しい小リストがリストの最後に追加されます。
最終的なprint(my_list)
により、更新されたリストが出力され[5, 6]
が追加されたことが確認できます。2次元リストへの要素の追加は、上記のようにappend()
操作で行うことができます。
appendとループを使用した2次元リストへの追加方法
【サンプルコード】
my_list = [[1, 2], [3, 4]]
for i in range(5, 11, 2):
my_list.append([i, i+1])
print(my_list)
【実行結果】
[[1, 2], [3, 4], [5, 6], [7, 8], [9, 10]]
初めにmy_list
という2次元リストを作成し、その後for
ループを使用しています。range(5, 11, 2)
は5から始まり11未満の範囲で、2ずつ増加する数値のシーケンスを生成します。
このループ内でmy_list.append([i, i+1])
を使って、各繰り返しで新しい小リストがmy_list
に追加され、プログラムの実行中に動的にリストに要素を追加することが可能になります。
ループが終了した後、print(my_list)
を使用して、最終的なリストを表示します。結果から、[5, 6]
、[7, 8]
、[9, 10]
が順に追加されていることがわかります。
2次元リストの各要素に個別に値を追加する方法
【サンプルコード】
my_list = [[1, 2], [3, 4], [5, 6]]
for i in range(len(my_list)):
my_list[i].append(i*10)
print(my_list)
【実行結果】
[[1, 2, 0], [3, 4, 10], [5, 6, 20]]
上記の例では2次元リストの各小リストに、個別の値を追加する方法を示しています。
初めにmy_list
という既存の2次元リストを作成しています。次にfor
ループを使用して、my_list
の各要素(小リスト)に順にアクセスしています。
my_list[i].append(i*10)
の行では各小リストにi*10
という計算結果を追加しており、ループのインデックスi
を使って、異なる値を各小リストに追加しています。
最後に、更新されたリストをprint(my_list)
で表示し、各小リストに追加された新しい要素を確認できます。
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