【Python】2次元配列に行と列をappendで追加する方法を解説
公開: 更新:Pythonで2次元配列に要素をappendで追加する基本的な方法
【サンプルコード】
matrix = [[1, 2], [3, 4]]
new_row = [5, 6]
matrix.append(new_row)
print(matrix)
【実行結果】
[[1, 2], [3, 4], [5, 6]]
上記のPythonのサンプルコードでは、まずmatrixという2次元配列を作成しています。
matrixはリストの中にリストが存在しており、2次元配列を表し[[1, 2], [3, 4]]として定義されています。
次に、新しいリストnew_rowを作成し、[5, 6]を割り当てています。この新しいリストを2次元配列matrixに追加するために、appendメソッドを使用します。
appendメソッドは、リストの末尾に新しい要素を追加するために使われます。この場合、new_rowがmatrixの末尾に追加され、配列が拡張されます。
最後にprint関数を使って、変更後の2次元配列matrixを出力しています。実行結果は[[1, 2], [3, 4], [5, 6]]となり、新しいリストが追加されたことが確認できます。
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2次元配列で行ではなく列をappendで追加する方法
【サンプルコード】
matrix = [[1, 2], [3, 4]]
new_column = [5, 6]
for i in range(len(matrix)):
matrix[i].append(new_column[i])
print(matrix)
【実行結果】
[[1, 2, 5], [3, 4, 6]]
ここでは、2次元配列matrixに新しい列(各リストの末尾に値)を追加する方法を紹介します。
最初に基本的な2次元配列matrixを定義し、[[1, 2], [3, 4]]というリストを持つ配列を作成します。
新しい列として追加するためのリストnew_columnを[5, 6]で定義します。追加するにはmatrixの各リストに対してappendメソッドを使用するため、forループを使ってmatrixの各行を繰り返し処理します。
range(len(matrix))は、matrixのリストに基づいた範囲を生成します。ループ内で、matrix[i].append(new_column[i])により、各リストに新しい列の要素を追加します。
最後に、変更後の配列をprint関数で出力し、新しい列が追加されたことを確認します。実行結果は[[1, 2, 5], [3, 4, 6]]となり、各行に新しい列の要素が追加されていることが確認できます。
2次元配列の要素を条件に応じてappendで追加する方法
【サンプルコード】
matrix = [[1, 2], [3, 4]]
new_elements = [5, 6, 7, 8]
for element in new_elements:
if element % 2 == 0:
matrix.append([element])
print(matrix)
【実行結果】
[[1, 2], [3, 4], [6], [8]]
上記のサンプルコードでは、条件に基づいて2次元配列に新しい要素を追加しています。
まずmatrixという2次元配列を[[1, 2], [3, 4]]で定義し、次に追加する新しい要素のリストnew_elementsを[5, 6, 7, 8]で作成します。
ここでforループを使用してnew_elementsの各要素を処理し、ループ内でif文を使って条件をチェックします。
条件element % 2 == 0は要素が偶数かどうかを判定しており、偶数であればappendメソッドを使ってその要素をmatrixに追加します。
最後にprint関数で配列を出力し、条件に基づいて追加された要素を確認します。実行結果[[1, 2], [3, 4], [6], [8]]を見ると、偶数のみが新しいリストとして追加されていることがわかります。
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