スプレッドシートのISOWEEKNUM関数とは
ISOWEEKNUM関数は、Googleスプレッドシートで指定した日付がその年の何週目に該当するかを国際標準化機構(ISO)基準で返す関数です。この関数は日付を引数として受け取り、ISO 8601規格に基づいた週番号を数値で出力します。
ISO基準では週の始まりが月曜日となり、年間の第1週目は1月の最初の木曜日を含む週として定義されています。このため通常の週番号とは異なる計算結果が表示される場合があるため、国際的なビジネス環境で週次データを管理する際に重要な機能となります。
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ISOWEEKNUM関数の基本構文と使用例
ISOWEEKNUM関数の構文はISOWEEKNUM(date)
となり、dateパラメータには日付型の値を指定する必要があります。具体例として=ISOWEEKNUM(DATE(2023,7,15))
のように記述すると、2023年7月15日が該当する週番号を返します。
=ISOWEEKNUM(DATE(2023,7,15))
=ISOWEEKNUM("2023/7/15")
=ISOWEEKNUM(A1)
テキスト形式で日付を入力する場合は"6/14/2002"
のようにダブルクォートで囲みますが、DATE関数を使用した方がエラーを回避できます。セル参照を使用する場合はA1
のように直接セルを指定することで、そのセルに含まれる日付の週番号を取得できます。
ISO週番号システムの特殊なルール
ISO 8601規格では年の第1週目を「1月の最初の木曜日を含む週」として定義するため、1月1日から3日の一部が前年の52週目や53週目になる場合があります。逆に12月29日から31日の一部が翌年の第1週目として計算される特殊なケースも発生します。
=ISOWEEKNUM(DATE(2024,1,1)) // 結果: 1
=ISOWEEKNUM(DATE(2023,1,1)) // 結果: 52
=ISOWEEKNUM(DATE(2022,12,31)) // 結果: 52
この計算ルールにより、1月4日が木曜日の場合は前年12月29日から31日の週番号が52となり、当年1月1日から7日の週番号が1となります。週の境界が月曜日から日曜日のため、従来のカレンダーシステムとは異なる週番号が表示される点に注意が必要です。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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