スプレッドシートのCOUPDAYSNC関数とは
COUPDAYSNC関数は、Google スプレッドシートで債券や証券の利息計算に使用される財務関数の一つです。この関数は受渡日から次回の利息支払日(クーポン日)までの日数を正確に計算する機能を持っています。
英名では「Coupon Days Next Coupon」と呼ばれており、主に金融業界で債券投資の分析や利息計算において重要な役割を果たします。この関数を活用することで、投資家は次回の利払い日までの期間を把握し、適切な投資判断を行えます。
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COUPDAYSNC関数の基本構文と引数設定
COUPDAYSNC関数の基本構文は「COUPDAYSNC(受渡日, 満期, 頻度, [日数の計算方法])」となっており、4つの引数を設定します。受渡日と満期は証券の重要な日付であり、頻度は年間の利払い回数(1、2、4回)を指定するパラメータです。
=COUPDAYSNC(DATE(2023,4,15), DATE(2025,12,31), 2, 1)
日数の計算方法は省略可能な引数で、0から4の数値で異なる計算基準を指定できます。0はUS(NASD)30/360基準、1は実日数/実日数基準で、最も一般的な計算方法として使用されています。
日数計算方法の種類と適用場面
COUPDAYSNC関数では5種類の日数計算方法を選択でき、それぞれ異なる金融商品や地域の慣習に対応しています。実日数/実日数(1)は米国国債や国債に使用され、実際の日数に基づく最も正確な計算方法です。
=COUPDAYSNC(A2, A3, 4, 0) // US 30/360基準
=COUPDAYSNC(A2, A3, 2, 4) // ヨーロッパ30/360基準
ヨーロッパ30/360(4)やUS 30/360(0)は30日を1か月、360日を1年として計算する方式です。実日数/360(2)や実日数/365(3)は実際の日数を基準にしながら、年間日数を固定値として扱う計算方法となります。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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