スプレッドシートのDAY関数とは
DAY関数は、GoogleスプレッドシートとMicrosoft Excelで使用される組み込み関数であり、指定した日付から月の日を数値形式で抽出します。この関数は、日付データを処理する際に特に有用で、複雑な日付計算や分析を行う前段階として月内の具体的な日付を数値として取得できます。
DAY関数の基本的な動作原理は、入力された日付値から月の日の部分のみを抽出し、1から31までの整数値として返すことです。この関数は、日付の直接的な読み取りが困難な場合や、他の計算において日付の日部分が必要な場合に主に使用されます。
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基本的な構文とパラメータの詳細
DAY関数の構文はDAY(date)
という形式で記述され、括弧内には日付を表すパラメータを1つだけ指定します。このパラメータには、日付を含むセルへの参照、DATE関数やDATEVALUE関数のような日付を返す関数、またはTO_DATE関数が返すような日付シリアル番号を使用できます。
=DAY(DATE(1969,7,20))
=DAY(A2)
=DAY(40909)
=DAY("7/20/1969")
パラメータとして数値を直接入力する場合は、Googleスプレッドシートの内部日付表現に従った数値を使用する必要があります。Google Sheetsでは日付と時刻を数値として表現しており、人間が読める日付形式をセルに直接入力した場合は自動的に変換が行われますが、関数内では数値形式の日付のみが受け入れられる仕様となっています。
使用時の注意点と制限事項
DAY関数を使用する際の最も重要な注意点は、数値形式の日付入力に関する制限です。DAY関数は、Googleスプレッドシートがセルへの直接入力時に行うような数値形式の自動変換を実行しないため、DAY(10/10/2000)のような入力は日付として認識されずDAY(0.005)として解釈されてしまいます。
正しい例: =DAY("10/10/2000")
間違った例: =DAY(10/10/2000)
この関数は既知の日付から月の日を抽出するよりも、他の計算における中間ステップとしての利用が適しています。DAY関数は月の日に対する直感的な理解を返すため、完全な日付が表示されている場合にその日の部分を読み取ることは容易であり、主に他の計算において有用であると位置づけられています。
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