スプレッドシートのADD関数とは
ADD関数はGoogleスプレッドシートで2つの数値の合計を返す演算子関数で、+演算子と同等の機能を持っています。この関数はSUM関数とは異なり、スカラー値である2つの値のみを加算対象とし、範囲や3つ以上の引数を受け付けません。
基本的な構文はADD(value1, value2)の形式で、value1が最初の被加数、value2が2番目の被加数として機能します。計算処理においては数値データ型の値を直接指定するか、セル参照を通じて数値を取得して加算処理を実行できます。
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ADD関数の基本的な使用方法
セル参照を用いた基本的な実装では、ADD(A2,A3)
のようにセル番地を引数として指定することで、該当セルの値を自動的に加算処理に使用できます。この方法はデータの更新に応じて計算結果が自動的に再計算される動的な処理を可能にします。
=ADD(A2,A3)
=ADD(B1,C1)
数値を直接指定する場合は、ADD(3,4)
のように具体的な数値を引数として入力することで固定値の加算を実行できます。このアプローチは定数同士の計算や一時的な検証作業において特に有効な手法となっています。
他の演算関数との相違点
ADD関数はSUM関数と異なり、2つのスカラー値のみを処理対象とし、セル範囲や複数の引数を受け付けない制約があります。SUM関数がSUM(A1:A10)
のように範囲指定が可能である一方、ADD関数は必ず2つの独立した値のみを処理します。
=ADD(5,10)
=SUM(A1:A5)
演算子関数群では、MULTIPLY関数が*演算子、MINUS関数が-演算子、DIVIDE関数が/演算子と同等であるように、ADD関数も+演算子の関数版として位置づけられています。これらの関数は数式の可読性向上や関数チェーンでの使用において演算子よりも明示的な表現を提供します。
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