スプレッドシートのMINUTE関数とは
MINUTE関数は、Googleスプレッドシートにおいて指定した時刻データから分の要素だけを数値形式で抽出する日付関数です。この関数は時間データの分析や計算において、時刻の分の部分だけを取り出したい場合に使用されます。
関数の引数として時刻データを受け取り、その時刻に含まれる分の値を0から59までの整数として返すことが特徴です。時刻の表示形式に関係なく、分の数値のみを確実に抽出できるため、時間計算や条件判定に活用できます。
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MINUTE関数の基本構文と引数指定方法
MINUTE関数の基本的な構文は「MINUTE(時刻)」という形式で、括弧内に分を抽出したい時刻データを指定します。引数には時刻を含むセル参照、時刻を返す関数、または時刻を表す数値を設定することが可能です。
MINUTE(TIME(11,40,59))
MINUTE(A2)
MINUTE("20:49:59")
引数として指定できる値には、TIME関数で生成した時刻オブジェクト、時刻データが入力されたセル参照、文字列形式の時刻などがあります。ただし、直接的な時刻形式(12:00:00など)を引数に使用するとエラーが発生するため、適切な形式での入力が必要です。
MINUTE関数の実行結果と出力値の特性
MINUTE関数は実行時に時刻データの分の部分を0から59までの整数値として出力し、他の時間要素は無視されます。例えば、「14:35:20」という時刻を引数に指定した場合、関数は35という数値を返します。
=MINUTE("14:35:20")
結果: 35
関数の出力値は常に数値形式となるため、計算処理や条件判定における比較演算子の使用が容易になります。また、時刻データに日付情報が含まれている場合でも、分の要素のみが正確に抽出されるという信頼性があります。
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