スプレッドシートのCOMBIN関数とは
COMBIN関数は指定した数の標本の集まりから特定の数の標本を選択するときの組み合わせの数を計算する数学関数です。この関数は標準的な組み合わせ論関数として「nCk」や「n choose k」と呼ばれることもあります。
COMBIN関数は数学的にFACT(n)/(FACT(k)*FACT(n-k))の式と同等の結果を返します。スプレッドシートでは統計分析や確率計算、データ分析において重要な役割を果たしている関数です。
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COMBIN関数の基本的な構文と引数
COMBIN関数の構文はCOMBIN(n, k)となり、第1引数nは選択元となるオブジェクトのプール全体のサイズを指定します。第2引数kは実際に選択するオブジェクトの数を指定する必要があります。
=COMBIN(4,2)
上記の例では4個のアイテムから2個を選ぶ組み合わせ数を計算し、結果として6が返されます。セル参照を使用する場合は=COMBIN(A2,B2)
のように記述できます。
COMBIN関数の実際の使用例と計算結果
10人のグループから3人のチームを作る場合、COMBIN(10,3)を実行すると120通りの組み合わせが存在することがわかります。この計算は10!/(3!×7!)の数式を簡潔に表現したものです。
=COMBIN(10,3)
=COMBIN(C1,D1)
宝くじの当選確率計算や品質管理における不良品サンプリング、マーケティングリサーチでのアンケート対象選定など様々な場面で活用されています。関連する関数としてMULTINOMIAL関数やFACT関数と組み合わせてより複雑な統計計算も実現できます。
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