スプレッドシートのAVERAGE関数とは
AVERAGE関数は、データセット内の数値の平均値を計算するGoogleスプレッドシートの統計関数です。この関数は、指定された値や範囲内のテキストを自動的に無視し、数値のみを対象として平均値を返します。
基本構文はAVERAGE(値1, [値2, ...])
という形式で、第1引数は必須、第2引数以降は任意となっています。関数は合計値を数値の個数で除算した算術平均を計算し、統計的な分析において中央値を求めるMEDIAN関数とは計算方法が異なります。
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複数の値と範囲を組み合わせた使用方法
AVERAGE関数では、セル範囲と個別の数値を同時に指定して平均値を計算できます。例えばAVERAGE(A2:A100,B2:B100,4,26)
のように、2つの範囲と2つの数値を組み合わせて使用できます。
AVERAGE(A2:A100,B2:B100,4,26)
AVERAGE(1,2,3,4,5,C6:C20)
この機能により、複数のデータソースを統合した分析が可能になり、柔軟な統計計算を実現できます。ただし、複数の列を同時に平均化する機能は提供されていないため、列ごとに個別の関数を使用する必要があります。
テキストデータの処理とAVERAGEA関数との違い
AVERAGE関数は、引数内に含まれるテキストデータを完全に無視して計算を実行します。テキストが混在するデータセットでも、数値のみを抽出して正確な平均値を算出できます。
=AVERAGE(10,"テキスト",20,30)
結果: 20 (10+20+30)÷3
一方、テキストを0として扱いたい場合は、AVERAGEA関数を使用する必要があります。AVERAGEA関数は、テキストや論理値を0として計算に含めるため、より包括的なデータ処理が可能です。
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