スプレッドシートのAVERAGEA関数とは
AVERAGEA関数はGoogleスプレッドシートで数値データセットの算術平均値を計算する統計関数です。この関数は指定された値や範囲に含まれるすべての数値を合計し、それらを値の個数で割って平均値を返します。
AVERAGEA関数の基本構文はAVERAGEA(value1, [value2, ...])
という形式で表記されており、最大30個の引数を受け取ることができます。第一引数のvalue1は必須パラメータで、value2以降はオプションの追加値として指定できます。
【PR】プログラミングや生成AIを無料で学べる「コードキャンプフリー」
テキストデータを含む平均値計算
AVERAGEA関数はテキスト値を0として扱い計算に含めるため、混在データでの平均値算出が可能です。以下のサンプルコードでは、セル範囲A2:A5にテキストと数値が混在する場合の計算方法を示しています。
=AVERAGEA(A2:A5)
// A2=10, A3="text", A4=20, A5=30の場合
// (10+0+20+30)÷4 = 15
この例では「text」が0として計算されるため、実際の結果は60÷4=15となります。通常のAVERAGE関数ではテキスト値を無視しますが、AVERAGEA関数では0として含めることで異なる結果を返します。
複数範囲と固定値での統合計算
AVERAGEA関数は複数のセル範囲と固定値を組み合わせて平均値を計算することができる多機能な関数です。以下のコード例では、異なる範囲と数値を同時に指定した計算方法を紹介しています。
=AVERAGEA(A2:A100,B2:B100,4,26)
=AVERAGEA(1,2,3,4,5,C6:C20)
最初の例では2つの範囲A2:A100とB2:B100に加えて固定値4と26を含めて平均値を算出します。2つ目の例では個別の数値1から5とセル範囲C6:C20を組み合わせて計算を実行する方法を示しています。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
- Canvaとは?使い方やアカウント登録などを初心者向けに解説
- git configで設定情報を確認・表示する方法
- 「Pythonはやめとけ」と言われる理由と学習するメリット
- Ubuntuのversionを確認する方法
- Geminiで画像を生成する方法|ChatGPTとの比較結果も紹介