スプレッドシートの『EOMONTH関数』とは？意味をわかりやすく簡単に解説

EOMONTH関数は起算日から指定した月数だけ前または後の月の最終日を取得する関数です。英名ではEnd Of Month（月末）と呼ばれており、月末処理が必要な業務において非常に重要な役割を果たします。

この関数はGoogleスプレッドシートにおいて日付型のデータを返す特性を持ちます。月末締めの処理や請求書作成など、ビジネスシーンで頻繁に使用される月末日付の自動計算が可能になります。

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EOMONTH関数の基本構文と引数仕様

EOMONTH関数の構文は開始日と月数の2つの引数を持ちます。開始日引数にはセル参照、DATE関数、またはシリアル値を指定でき、月数引数には正の値で将来の月、負の値で過去の月を指定します。

=EOMONTH(DATE(2024,3,15),2)

上記の例では2024年3月15日から2ヶ月後の月末日である2024年5月31日が返されます。月数引数に小数点を含む値を指定した場合、小数部分は自動的に切り捨てられるため、2.8と指定しても2として処理されます。

実際の業務で使用するEOMONTH関数の応用例

月末締めの処理でEOMONTH関数を活用する場合、現在の日付から月末日を自動取得できます。TODAY関数と組み合わせることで、当月末日や翌月末日の動的な計算が実現可能です。

=EOMONTH(TODAY(),0)
=EOMONTH(A2,-1)

最初の例は当月の月末日を、2番目の例はセルA2の日付から1ヶ月前の月末日を取得します。請求書の支払期限設定や契約期限の管理など、月末基準での日付計算において威力を発揮する関数です。

※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。

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